吉永憲生

1976年生まれの農業高校畜産教員。現在は農業大学校へ出向。勤務先農場のJGAP家畜・…

吉永憲生

1976年生まれの農業高校畜産教員。現在は農業大学校へ出向。勤務先農場のJGAP家畜・畜産物農場構築に取り掛かるなか、僅かなhow-to情報を元に資料作成に奮闘中。今後、認証を目指す方への『手引書』になればとの思いで、書き記していきます!

最近の記事

CPCCとは。

JGAP家畜・畜産を始めるうえで、基準書と言われる物が存在します。これは、次の①〜⑦の項目について、ルールを守り更に記録として残すことを義務付けられます。 ①農場管理  経営者の責任や権限の明確化、農場運営の方針・目的の文書化、記録付け等 ②家畜衛生  法で定められた「飼養管理衛生基準」の遵守や家畜伝染病が発生した場合の対応等 ③食品安全  生産管理工程の明確化や食品安全上及び家畜衛生上の危害(リスク)要因評価、その対策・ルー  ル・手順の決定、さらに記録、検証まで ④アニ

    • JGAP家畜・畜産物 認証農場取得へ向け取り組み始めたこと。

      JGAP家畜・畜産物の認証取得に向け、昨年11月に本格的な準備を始めたばかりの雛ですが、今後、JGAP家畜・畜産物の認証を目指す方のお役に立てればと思い、ゼロからの活動を書いていきます! 一般的にJGAP認証を目指す(構築手順)には、上記Step1から順に始めていきましょう!!と言われます。いわゆるP→D→C→Aを回しましょう!と言うことです。 しかし、その順番を守れば良いとういうものではなく、その農場によって取り組み方は様々のようです。 実際私たちは、Step1、2、

      • 【はじめに】心を動かされた福島県での出来事〜noteに込める思い〜

        みなさま、はじめまして。 noteデビューにあたり、その意図を記しておきたいと思います! 私は(職場は)、JGAP(家畜・畜産物)認証を目指しています。 そのため、先進的な県でそのノウハウを学ぶため、昨年福島県の農業高校を訪問しました。 福島県はJGAP認証農場が多く、県を挙げてGAP取得に取り組んでおられます。その背景のひとつは、そう、原発事故の影響です。 私が訪問した学校は、福島県立岩瀬農業高校。何処の馬の骨かわからない輩に、包み隠すことなく、すべての書類や施設、

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