夫婦の会話#2 過去の話を引っ張り出すのをやめてみる
「あのさ、私、最近決めた事があるの。」
「ほぅ、何？」
「過去の話を引っ張り出してくるの、やめる。」
「え！ほんまに？」
「うん、だってやっぱり疲れるから。それにさ、
過去のあなたも過去の私も、ひとつ前の人生くらいお互い変化してるし、もうそこをわざわざ引っ張り出してさ、お
互いに嫌な気持ちになる事ないかなって。」
「嬉しいよ、それ。」
「あ、けど、あれよ！とは言っても、またあの時は〜ってやる可能性はあるわよ、たぶん（笑）」
「ええよ、その気持ちが聞けただけで。」
結婚したばかりの彼は、本当にどうしようもなかった（笑）
でも愛の力とは素晴らしいものだ。この8年間で彼はおおきく変化した。
きっと今の彼は、
結婚式前日に両親を新居に泊めたりしないだろうし
娘が泣き止まないからって義母がまさかの自分のおっぱいをあげようとしたら全力で止めてくれる（はず）
結婚したばかりの彼と今の彼
結婚したばかりの私と今の私
それは一つ前の前世の私たちと
来世の私たちぐらい違う。
今の彼なら、
義両親が新居に遊びに来て、しゃぶしゃぶをしても私だけにしゃぶしゃぶさせないだろうし
年末年始に実家に「一週間は帰りたいからよろしく！」
なんて口が裂けても（怖くて）言わない（言えない）
これらの彼の功績（笑）は
私が「NO」が「嫌だ」が「したくない」が
言える様になる為の禊…だったんだ、多分。
彼の事が大好きで大好きで大好きで結婚した私は、
彼に嫌われないように彼にもっと大事にされるように
彼にもっと愛されるように頑張っていた。
お義母さんにもいい奥さんねって思われたかったし
仲良くしたかった。期待に応えたかったし喜んで欲しかったから。
でもそれはほんとうの私じゃなくて
"反対側の私になる事"だった。
目の前のパートナーを通して
ほんとうの自分に還っていくのがsoul partnership
結婚したばかりの彼と今の彼
結婚したばかりの私と今の私
それは一つ前の前世の私たちと
来世の私たちぐらい違う。
時に、最高に憎たらしいけど（笑）
私がこの世界に生まれて来た意味を思い出させてくれる人
私がこの世界で最も大切で大事な人
いつも
ありがとう
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