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発達障害は併発しやすい。ADHD ASD LD

発達障害とは、自閉スペクトラム症(ASD)注意欠陥多動性障害(ADHD)学習障害(LG)と、主に3つの障害が診断の対象となっています。

発達障害支援法にこの三つが認可されたのが、平成16年です。今から18年前ですね。それ以前は、何が支援対象だったかというと、知的障害ですね。

知的障害については、また別の機会にしようと思いますが、それまでも、もちろん上記の障害の方はいたのですが、社会の中で、個性として生きていた。という事で、生きづらさを感じていたのであろうと思います。

それぞれの特徴

簡単に、それぞれの特徴について触れていきます。

✅ADHD

わかりやすくいうと、そそっかしい、落ち着きがない、危なっかしい人、です。想像できましたかね?(笑)発達障害の場合ややこしいのは、度を越さない限りは個性で、度を過ぎると障害となります。

もっというと、本人が社会生活に問題がなければ障害と診断されないという、非常に難しい段階ではあります。

僕は病院で、診断を受け「不注意優位型ADHD」と診断されました。

忘れ物が本当に多い。それにより社会生活が困難になる。大事なところで忘れ物をする。資料のなかの入力が漏れている。毎日自分のリカバリにばかり自分の時間を費やす。

発達障害はよく「単純作業が得意」と言われますが、これも個性で、僕のような不注意優位型や一般的なASDの方は、たしかに、椅子に座って、一日中単純作業することは得意です。

多動優位のADHDの場合、逆にとても苦手だったりします。

で、それを上司から見ると、「なんだよ、こんなことも出来ねーのかよ」と思われるかもしれませんし、本人も「僕はこんなこともできないのか」と落ち込んでしまいます。結果どうなるか?

自己肯定感が落ちてしまう。

発達障害だからこれが得意。というわけではなく。当然ですが、それぞれ個性がありそこを理解しないといけない。という事です。

✅ASD

自閉症スペクトラムは、よくいうマイペースな人、継続的な人付き合いが苦手であり、気持ちの伝え方も独特。そして、こだわりが強く、ルーティンを好むという特性があります。

研究職とかに向いてそうだなという印象ですね。

継続的な人付き合いが苦手、僕自身もASD傾向も見られますが、正直、なんか違うなと思ったら離れちゃう傾向がある気がします。あと気まずくなったりとかしても自分から離れちゃう。

たしかに友人関係は、継続して続けることが難しいかもしれません。

ルールの強要

ASDは生活面や仕事面において、強いこだわりがあり、それを強要してしまうことがあります。ルール違反があると感情的に、「〇〇なんだからこの手順の方がいい」「どうして、いつもできないの」など、そもそも言葉の選び方が苦手なのに、感情的になると、よりキツく伝えてしまいます。

その言動が、他人から見ると稚拙に見えてしまい、対人関係に溝ができることになります。

✅LD

他の発達障害とは、少し違うのですが、学習障害です。分かりやすくいえば、先天的に文字が読めない。

例えば、【天使にラブソングを】で有名な、俳優ウーピーゴールドバーグは文字を左右逆に書いてしまう。という先天的な障害があります。

トム・クルーズも文字が読めないので、映画のセリフは、誰かに読んでもらって、耳で覚えます。

文字ばかりではなく、

聞き間違い、運動音痴、方向音痴

も、度を超えると、LDと認定されることもあります。

右と左が分からない。聞いてる声が2重に聞こえる。手足が、思った通り動かない。なとど言う方も、それで不自由であったり、するとLDという認定になります。

発達障害の混合型

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この図だと、被るところもある程度に見えるかもしれませんが、僕の体感だと、かなりの人が、2つの特性両方持ってると感じます。

注意力散漫だけどこだわりが強い。とか人の気持ちがわからないのに、第一印象とても社交的とか(笑)

深く話してると、途端に目が合わなくなって、聞いてるのかな?ってくらい返事しないけど、実は聞いてるとか。

不思議な人が多いですね(笑)なぜそれが出来るのに、これは出来ないの!?

という、特徴が多いです。

ASD特有の過集中をADHDの注意力散漫で打ち消してしまっていたり。

ASDのこだわりの強さと、ADHDの大ざっぱさで、大ざっぱに見えるのに実は本人はこだわってる。

とかね。最後の僕ですけど。


成長につれての変化

例えば鍵や財布と言ったものを僕は無くしやすいんですが、それに関してはもう10年以上。無くしていません。

それは、自分なりの対策が出来たりして変化して行くんですね。鍵は玄関に置く場所を作る。財布は不要な時は必ずカバン。机に出しっぱなしにしない。

とかで、典型的なADHDとかASDとかって存在しないと僕は思っています。

✅まとめ

発達障害の人は、自分は複数ある可能性がある。という事を自覚し、感情論を抜きにして、不得意な事と、得意な事を分析する必要があります。

人より出来なくて落ち込まなくてもいいし、人より出来て天狗にならず、どうしても出来ないことをやらなきゃいけない場合。

人にチェックしてもらうのを、恥ずかしがらず、頼みましょう。

そして

自分の得意な所や好きな事も、極力早く見つけた方がいいです。必ず人より秀でた結果が出せると信じています。


それでは今日はこの辺で!!



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