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なぜ、努力は認められないのか。

成功というものを体験した事はありますか?人が羨む体験はありますか?

noteを更新してる方で、沢山の記事を書くと次第に記事を書くのが上手くなり、読みやすい文章になり、読んでくれる人も増えてくるかも知れません。

そうなると、後発でnoteを始めた人と、差が生まれてきます。そうすれば「いいなぁー!○○さんは文章を書く才能があって。」と言われたりします。

決して才能ではなく50記事100記事200記事と、積み重ねて来た努力なのに「才能」という言葉で片付けられてしまうのです。

なぜ、努力は認められないのでしょうか?


なぜか、別のものに置き換えられる

100記事書くには、発想力、リサーチ力、文章構成力など、色々な力が必要になります。

ですが、余程珍しい体験を踏んできた方なら、自分の体験談だけで100記事かけるかも知れません。

そうなれば、発想力とリサーチ力は必要なくなります。

例えば、YouTubeで懲役太郎さんという方がいらっしゃいます

その方は元裏社会。平たく言えば893で、前科三犯という経歴があります。その人のエピソードは、誰も経験していないものばかりだったりしますヤクザのこと、取調べのこと、刑務所のこと、その知識から、色んな事件を考察するのも面白いんですよね。


そんな人だったら、「あの人は特別だ。」と言われるかもしれません。

それでも、懲役太郎さんが、それを、誇らしげに語ったりしたり、昔のケンカの武勇伝的なものばかりだったら、あんなに人気は出てないと思うんです。

懲役太郎さんは、ヤクザになったりするのは良くない。なってはいけない。と言う想いを軸に発信されています。

懲役太郎さんも、聞きやすい様に、何度も努力実験をされているんです。一番最初のYouTube動画の頃、まだちょっと怖さが残ってるんですよね。


・声低い

・低いのにちょっと喋るの早い

・ナチュラルに裏社会用語出てきて「え?」ってなる


という、それが今人気になるには、前途した信念と、編集技術や、喋り方の改善、引きつけるサムネイル。など、たくさんの努力の賜物なんです。

それでも、概要だけを見て、人は「特別な体験をしてきた人」というゴールにどうしても、カテゴライズしたがります。


やらない自分への言い訳

そういった意見の大半は、ここだと思うんですね。YouTubeは実はスマホさえあれば、誰にでも出来ます。でもやりません。

ブログも、SNS頑張ることも、音声配信も、YouTubeだけでなく、これら全て、やろうと思えば、スマホさえ1台で出来ます。かかる時間はそれぞれですが、最初は時間もかかるでしょうし、慣れれば、それなりに時短も出来ます。

それでも続かない。そんな人が多くいる。その人たちが、できる言い訳は「あの人は才能があったから成功した」です。

逆に、それらを少しでも続けてやれば、どれだけ努力したのか見えるので、軽々しく才能とは言えないかもしれません。

やらない自分を肯定するために、自分と努力してる人を切り離すために使う言葉が、「あの人は才能がある。」です。


TOYOTAのCMであった。「イチローが嫌いだ。」


ありましたね。

イチローが嫌いだ。あの人を見ていると、限界という言葉が嘘みたいに感じるから。

イチローが嫌いだ。あの人を見ていると、自分に嘘がつけなくなるから。

イチローが嫌いだ。あの人を見ていると、努力すら楽しまなきゃいけない気がするから。

イチローが嫌いだ。あの人を見ていると、逆風すらチャンスに見えてくるから。

でも、同じ人間のはずだ。

というやつです。これはポジティブになってますが、これが、本当の頑張ってる人の心理だと思います。

イチローは「才能があったから成功した論」をぶっ壊してくれた人です。絶え間ない努力と、徹底した自己管理を見せてくれた。

彼には才能があっただろう。でもみんなが知ってるとおり、それだけじゃない。

今日出来ることを積み上げる

結論をいうと、なんでもすぐ上手になる事はありません。速度はそれぞれだと思いますが、いきなり、プロレベルに一回目からなるということは、ありません。

できる範囲の、更にちょっと無理をするくらいで、毎日積み上げていく。それでも、世の中から見て、少しの変化でしかありません。

でもそれを、毎日見ているのは自分だけで、ほとんどの人は、1週間に1回、1ヶ月に1回、半年に1回、1年に1回、あなたを見るわけです。

そうすると、すごく変わったように感じます。

でもそれは、言うなれば一円玉を縦に毎日1枚積んでいるだけで、自分的には12枚目でも13枚目でも変わりありませんが、見る人が違えば0枚が急に13枚目増えたようなきがするんです。

そうすると、人は言います。

「君にこんな才能があるとおもわなかった。」






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