悲しい話
悲しい
とはなんだろうと考える
人がいなくなること
自分がいなくなること
人に何か取られること
自分が人の物を取ってしまうこと
愛せなくなること
大切なものが消えてしまうこと
人それぞれ悲しみは違う
私の一番の悲しみは 死 。
自分の死は怖くもなんともない
むしろ無感情。
しかし
周りの家族 親戚、知り合いの死には
恐怖と悲しみしか湧き出ない
怖い 毎日が怖い
迫ってきている
あんなに遠かった足音が今そこまできている
怖い
震える
不意にくる悲しみは
私の心の安定までも消してしまう
何をしていても 死がまとわりついてくる
悲しみは人を選ばない
その人を見つけ、すぐにやってくる
こんな悲しみを味わうのなら、
こんな気持ちになってしまうのなら
私は悲しみの頂点を知る前に自分から消えたいと思ってしまう。
幸せを知っている
悲しみは知らない
そんな人に私はなりたいのだ
ずっとそんな人でいたいのだ
しかし
そんな私にでも分かることはある
自分の死も
誰かの悲しみになってしまうことを。
だから人生は
悲しみも背負いながら生きていかなきゃいけない
悲しい話だが
それが人
周りの人を 日々大切に
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