読書感想集 Vol.2 La Mer Le Cial
美術室の亡霊たち
どんな文芸ユニットなのか、以下に引用した紹介文を載せています。
感想
放課後の美術室
まず、封筒に入っていてのり付けされた封を切る瞬間が好きだった。久しくやってない気がする。
メロンちゃんのショートショートの一作目、文豪アパートと牡蠣とレモン、に関してはおなじみの本屋さんがモチーフとして登場している気がする。店主さんもきっとモデルはあの人だろう、と想像が出来る。私もあそこでZINEを知って作るようになったし、もしそういうアパートが存在したなら住んでみたいとすら思う。すきにかいていい、は私も言われたことのある言葉だ、自由に好きにやってみていい、と。その言葉で最初のウニマキに参加したときは、本当に自由な作品ができあがったと思う。伝習所塾から知っていて、話す機会は少なかったけど一度二人で出かけたとき意気投合して楽しかったし、おすすめしてくれた漫画も面白かった。同世代ならではの感覚として、自分にはない感性を持っていると思う。二作目もやっぱりおなじみの場所が最後に登場した。テーマにしていたのかな?いつの間にか色んなところで新作を出しているから、創作をいつしているのかがとても気になる。
Rokaさんはまだお会いしたことがないけれど、もうすぐ会える予定なので楽しみだ。絵の雰囲気が好きで、名刺の柄が変わっていると、毎回手に取ってしまう、語彙が足りないけど、とても魅力のある作品を描く人だと思う。二作目を読んだ後のポストカードには思わずなるほど!と言いたくなる仕掛けを勝手に感じて良かった。二人の組み合わせは面白いから、次も楽しみにしたい。
訂正とその後
まず、放課後の美術室から間違っている。ちなみに読んだのは、武塙さんと同じく3月末の一人旅の途中だ。結局、その後まだRoKaさんには会えていない。チャンスを逃してしまった。
感想文の中でも言及しているけれど、同年代の創作者として尊敬している。先日、Rokaさんによる栞もGETして、すっかりファンである、と思う。久しぶりに会っためろんちゃんは、元気そうで安心した。スケッチブックも見せてもらうと、面白い漫画と美麗な絵がたくさん載っていて、許可を取って写真をたくさん撮らせてもらった。
私の写真フォルダーはイラストでいっぱいだ。本人にずっと見てるね、と笑われてしまったけれど、その後もすっと道具を出して絵を描き始めるのを見ていると、ずっと眺めていたくなった。
今後の作品も知っていたりするので楽しみ。二人の亡霊さんがどんなふうに活動していくのか、今後も一ファンとして楽しみに待っている。
終わりに
今回は、友人で面識のある作者だったので、書き方が前回とは異なります。こういう風に、毎回作品のテイストに合わせて内容も変わっていくと思います。書影も可能な限り掲載していきます。
本に関するお問い合わせは、ウニマキと言及しているものに関しては、佐賀の巻尺製作室さんと長崎の本屋ウニとスカッシュさんにお願いします。
現在は佐賀会期の折り返しにかかってきているところです。
21日までの開催となりますので、インスタグラムなどのSNSでの情報発信をご覧ください。本当に素敵な方達の作品が並んでいます。
(私の作品もあります)
2024/04/09 Y27