かきはら

Founder of Joyz, Inc. AI英語学習クラウドのTerraTalkを…

かきはら

Founder of Joyz, Inc. AI英語学習クラウドのTerraTalkを開発しています。 大英気象庁 -> ソニー -> 起業。開成高校中退勢。一番書けるのはPythonです。

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プロフィール (自己紹介記事)

こんにちは、かきはらです。ジョイズ株式会社というスタートアップの創業経営者をしています。 最近人に勧められてNoteを書き始めました。 自己紹介記事も書いておくと人柄が伝わっていいよ、とアドバイスを受けたので、遅ればせながらざっくりと書いておきます。よろしければご覧ください。 ざっくりプロフィール性別:男性 出身地:千葉県 最終学歴:University of Bath 理学科(物理学、経営学) イギリスには高2から大学卒業までの6年間滞在しました。ロンドンは観光と出

    • メンバーの才能開花と無段階の事業拡大を実現する「オフィスレス経営」

      ジョイズ株式会社では、いわゆる「フルリモート」の働き方を全社的に実行する、オフィスレス経営を採用しています。 組織強化のために採用活動をする中で、これまでリモート勤務の経験がない方からも多くの応募を頂けるようになりました。このタイミングで一度ジョイズの経営スタイルについて文章にまとめておくことで、求職者の方がベストの職場を見つける一助になれば、と考えています。 きっかけは2020年、新型コロナウイルス他の多くの会社と同じように、ジョイズにとっても、オフィスレス経営に移行し

      • 私たちはなぜスタートアップの戦略市場として義務教育を選んだのか

        ジョイズ株式会社は、主に公教育、特に自治体向けに、クラウドベースの英語学習支援ソフトウェアを提供しているスタートアップです。いわゆるEdTechに相当し、しかも自治体向けが多い、B2G的な企業ということで、比較的珍しい事業をやっているのではないかと思います。 「教育なんて体質が古そうだし、自治体は意思決定が遅いし、そもそも生産人口減でお金がない。全然スケールしなさそう!」 と思ったそこのあなた。You are not alone. 一般的には、事業領域・投資領域としての

        • 英語教育のデファクトを目指して:ジョイズのプロダクトと戦略

          まえがき こんにちは。ジョイズ創業者のかきはらです。 ジョイズは、英語習得の民主化を目指しているアーリーステージのスタートアップです。 今日、世界の英語学習者の数は10億人とも15億人とも言われます。一方で、ネイティブ教師の数は25万人、生徒4,000人に対して1人程度と見積もられています。学問・通商の共通語になっている英語に関する、この圧倒的な需給のギャップをテクノロジーで乗り越えることで、よりフラットで開かれた社会をつくる。これが私たちのミッションです。 日本国内に

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        • 教育の未来マガジン
          5本

        記事

          子育てトークに滲み出る、ゆるやかなジェンダーバイアス

          こんにちは。スタートアップの創業経営をしながら、コロナの真っ只中に生まれた双子を育てているかきはらです。 双子育児はなかなか大変ですが、出産100組に1組程度というその低い確率にもかかわらず、その大変さは比較的認知されているらしく、医療関係者からはもちろん、行政からも、それこそ街ゆく人からも、色んなところで声をかけてもらえます。 「双子って本当に大変でしょう」 「頑張ってくださいね」 こういう声って、少しずつでも力になるので、本当にありがたい限りです。 そうやって、声

          子育てトークに滲み出る、ゆるやかなジェンダーバイアス

          最もシンプルな「オンライン教育の意義」を書きます.

          教育に関わるのが面白いのは、社会の今をよく指し示しているから。未来を描けて、それを実装できている国は、実はほとんどないと思います。教育だけが遅れているなんていうのは実は大きな幻想。だって、FAXが普通に使われて、ハンコがないと何も進まない国です。少なくとも先月、2020年3月までは。 学校や塾、進学システムなどからなる教育エコシステムは、学ぶ側にとっては、社会とどうにか折り合いをつけながら、自分のことは自分で決める自由を獲得するための手段だし、社会にとっては、経済・科学・人

          最もシンプルな「オンライン教育の意義」を書きます.

          電力流通とP2P・ブロックチェーン

          つい先週のことになりますが、フューチャースタンダードの鳥海さん、インキュベイトファンドの和田さんとのファミレスでの会話で「蓄電池」がアツい!ということを聞きました。 再生エネルギーの流通、特に売電の文脈の中で、蓄電池が重要度を増す、ということらしいです。 太陽光由来の電力の買取価格が大きく変わる、という認識はあったんですが、売電って言っても自由に双方向に送電できるわけじゃない。仮にできたとしても、送電距離に応じたロスは誰が被るんだろう。電子証券取引じゃあるまいし、そんなん

          電力流通とP2P・ブロックチェーン

          最近体調がいいので、やったことまとめ

          [2017/11/27のMedium記事を転載] 当方スペック: 30歳、起業四年目。戦略コンサル等に比べたら激務度は低いが、突発的に徹夜作業があったりはするし、そもそも見かけの仕事量よりもストレスレベルの高い仕事かもしれない。 起業して2年ほどは風邪をこじらせることが多く、仕事のパフォーマンスの一貫性に課題があった。 意識を変えるなんて高尚なことは言わずに、形から入ってみたら(モノを買ってみたら)割とうまくいったように思うので、その記録。 キッチン装備が充実、かつス

          最近体調がいいので、やったことまとめ

          採用戦略としての多様性

          [2016/5/31にMediumで投稿した記事の転載] スタートアップを経営する自分にとって、多様性とは採用戦略のこと。 自分で会社を始める前に耳にした組織の多様性の意義は「色々なバックグラウンドを持った人が集まる方が発想や視点に幅が出る」といった、企画や業務遂行視点のものが多かったように思う。もちろんこの議論は正しい。 とはいえ、事業ひとつの立ち上げに全力を注ぐスタートアップにおいて、何よりも大切なのは目の前のユーザーを理解すること。あらゆる発見は組織の外に求めるこ

          採用戦略としての多様性

          エンジニア採用に必要な4つの軸

          [2016.10.19 にMediumに書いた記事の転載です] ソフトウェアの会社やっているとつくづく思いますが、エンジニア採用って難しいですよね。会社にとってのタイミング、相性、スキルなど、考えなくてはいけないことがとても多い。僕自身も常に悩みながら取り組んでいるのですが、最近、社外の経営者の集まりなどで採用のやり方について聞かれることが増えてきたので、一度考えを整理してみたいと思います。 どんな人が欲しいのかをまず決める採用活動はマーケティングであり、実務の内容は営業

          エンジニア採用に必要な4つの軸