世界の、正像以上に虚像の世界は宇宙以上に広い。孫悟空はその宇宙で大活躍するが、自分が猿であることを知らない。
https://note.com/valuefinder/n/n4805880b60ae
私は上の記事に興味もないし、特別取り上げる意図もない。私のスマホにnoteからの「おすすめ」として出てきたので、何気なくチラ見しただけだ。
noteの各ブログをチラ見してると修羅世界を見ているようで、あるいは血の海を覗いているようで工合が悪くなる。
蜘蛛の糸を垂らすような、善良であれ悪者であれ真剣に生きている者も見当たらず、知的お話を楽しんでいる者達を見て生理的に工合が悪くなるだけだ。
現代人は、世界でも日本でも世界支配者に思想コントロールされている。
ガリレオが科学学問をキリスト教世界から弾圧され統制されたように、支配層は科学主義もその知性的思想も、それを推し進める古代哲学も普及させないよう妨害したり障害ブツを様々に設置している。
資本主義世界も自身の体制を維持させるために公認した現代科学は、本当の科学とは違うものです。
こう言っても現代人は洗脳済みだし、その意味が分からないように障害物満載なので本物科学だと思っている。
意識と認識の基本原理さえ倒錯して誤った思考であることを自覚していない。
以下がその基本的認識原理だ。
世界は宇宙があって地球が存在している。
砂粒があるから地球が存在しているのではない。それでは宇宙ができない。
宇宙に素粒子があっても、また充満していてもそれが地球になるとは決まっていない。
それら大小主従関係も時間軸も歴史軸も倒錯しているのだ。
金儲けを目的にした出版社が売れそうな瑣末知識の書物を売り、人びとがその砂粒知識をどんなに蓄えても、海原も地球も世界も見られないし、分からないのだ。
その愚か具合も分からないように学校教育され洗脳されている。
大状況を見る哲学をやらないから、しかもほんものの哲学を知ることはありえないから救いはない。
人類は原始より命を維持するため目の前の自然に働きかけ、そのために目前の自然を知るために、そうして地球世界を知るに当たって
古代哲学者も、まずは地球世界を見ないと目的も達成できないし、目の前の謎は解けないと自覚した。
実際に、まず哲学と言う学問が生まれ、その後に世界の姿に見合った諸科学分野を徐々に生み出し、それぞれが専門別知識を獲得してきたのだ。
現代人はその哲学を知らないで、瑣末な砂粒知識を貯めれば分かるはずだと錯覚し錯誤している。
自身と人類の認識と頭脳の虚像世界の方を、営々と探求し始めている。
世界という大状況を見る哲学をやらないから、しかもほんものの哲学を知ることはありえないから、現代人に救いはない。
時代と支配者の洗脳は完璧過ぎて、未来世界まで封殺してしまった。
虚構世界と未来の中で孫悟空共は大活躍している。