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オッケーがハッピーをつくる


ある日、
「Y0K0さんは自分の名前が好きですか?」
と聞かれた。

ん?
あんまり考えたことがなかった。

「僕は自分の名前が嫌いなんです」

そうなの?
とってもいい名前だと思うけど。

名前、というか、イニシャルがいい。
彼のイニシャルは「Y.Y」だ。

わーいわーい

ゴキゲンな感じが彼のキャラクターに合っていて、最高。

さて、私はどうだろう。

私のイニシャルは「Y.N」
NYを連想させる。
オノ・ヨーコさんのおかげで名前の知名度は高いし、国際的な感じがして悪くないな。

「YOKO」って英語にしたら、真ん中に「OK」が入ってる。

うん、私はこの名前でオッケーかな。

好きかどうかと聞かれると、
ありふれた名前だし、今っぽくないし、
「好きじゃないかも」と思ってしまう。

好きかどうか、って基準がシビアすぎやしないかい。

だけどいろんな角度から見たらいいところも見えて、「まぁオッケー」と思える。

これって何に対しても言える。
自分、仕事、人間関係…。

なんで自分ってこうなんだろうってイヤになることもあるけど、よく頑張ってるし、

仕事も別にやりたいことじゃないけど、仲間には恵まれてるし、

アイツはめんどくさいことばっか言ってくるけど、あの時は助けられたなぁ、とか。

物事をいろんな角度で見て、「うん、こういうところはいいね、オッケー」くらいのほうが広がりがあっていいんじゃないか。

「好き」よりも「オッケー」のほうがハッピーが増える。

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