もう、自分を優先させてもいいよね。
自分を抑えていませんか?
自分以外のことに気を遣いすぎてはいませんか?
実は、私がそうです。
忍耐強い、我慢してしまう、・・・言い方はいろいろあると思います。
一昔前までなら、美徳だったかもしれませんが。
私は、今までいろんな仕事をしてきました。
今はフルタイムで勤めていて、
いろいろある仕事内容の一部に「 相談 」があります。
電話や対面で。
話の内容に整理がつくと、納得して一度で終えられる方もいらっしゃいますが、
あれもこれも話をしたい方は、数回会ってお話を聞かないと
主訴が見えてきません。
相談内容もいろいろです
人の話を集中して聴き続ける。
そういう方たちと向かい合っていると、
時々は、自分の中にもある、同様の問題にも向き合うことが多々あります。
「 難しい問題 」と自分の中で分類してしまうと、それは遠のきますが、
「 それは私の中にもありうることだ 」と思うと、問題が薄れていく気がします。
できるだけ、そんなふうに仕事に向き合ってきましたが、
いつも、冷静に向き合うことができるかというと、自信がありません。
家族全体の問題になるとより複雑になっていったりすることもあって、
疲弊してしまうことも。
そういう自分も認めながらやっています。
そんな中
個人の、どこに勤める辞めるといった「 仕事に関する 」相談も受けます。
いわゆる「 一般企業 」か「 福祉の事業所 」か。
それとも、働かないで家で過ごすか。
今までの労働観の話です。
しかし、そういう「 仕事に関する 」話をよくよく聞くと
どこにも振り分けることができない人たちも増えてきました。
私は話を聞き進めて、「要は、自分に合う仕事がしたいんだね」
と返すことになります。
そうすると、それぞれに
「 そうなんです! 」「 私に合った仕事がしたいんです ! 」
と訴えられます。
そして、相談前よりも、目が輝き意気揚々と帰っていかれます。
そういう人って、自身の中で結論が出ているんですよね。
なんなんだろう・・・・
最近、こういうの多い。
そんなことが続くうちに、
でも、それって、あなた(私のこと)にも、ありますよね。
ってことだよねと気づいちゃいました。
ああ、そうだ。
目を逸らしちゃいけないよね。
気づいたのに、気づかないふりを続けると、
内側からの声がだんだんと激しくなっていきます。
それでも仕事を続けているうちに、
だんだんと、自分が怒りを感じていることに気づきはじめました。
何やら知らないけど、かなり怒っています。
ある時、とうとう、内側から声が聞こえてしまいました。
幻聴?
こんな仕事しているから・・・。
いや。
はじめは、私は何にそんなに腹を立てているんだろうかと思いました。
でも、
【自分自身に対する怒り】だったんです。
『 何をそんなに我慢しているんだ! 』
『 いつも自分を後回しにして! 』
『 何を置いても、そっちの方が大事なのか? 』
といった気持ちが湧き上がってきました。
本当のことなので、反論できないんです。
こうして、自分の気持ちを認めざるを得なくなっていきました。
自分の気持ちに気づいているか?
自分のことはどうでもいいのか?
自分や家族との関係を構築せずにこじらせて、
どうにもしようがない状態になって、助けを求めにくるケースが多い。
私は、話を聞いて、分析して、
見えてくることを伝えます。
話の途中で、腑に落ちる人もいるし、
何を言われているかさっぱりわからない人も。
受け入れる人は、なんとなく、良い方向に向かっていく気がするし、
聞き入れられない人は、そこで止まることも多々あります。
人の振り見て我が振り直せ
自分の前に現れる問題は、全てではないけど、
自分に置き換えたらどうか?と思うような事柄も実は多い気がしています。
私自身、これまで特に大きな問題もなく過ごせていることには感謝してますが、
もういい加減、
自分自身の気持ちに向き合おう。
もう、我慢するのはやめよう。
やっと、思えるようになりました。
お付き合いくださり、ありがとうございました。