Lor5.6.0エターナル環境の振り返り
Lorの前環境と今回のナーフついて
前環境はエルダードラゴンの6ターン目以降のパワースパイクを使った従来のミッドレンジデッキに採用する型と、亡霊夫人からワンターンキルを狙うデッキ(下記添付画像)の2種類が猛威を振るっていました。今回のナーフは前者に対するものなので、スタンダード環境に対しての修正かと思われます。
また、新チャンピオンは悪くはない性能なのですが、新しく出たキーワードというのもあって、デッキを構成するカードがまだ足りていないので、エターナルではそこまで見る機会は無かったです。
前環境はレイトゲームはこのデッキとカウンターのアグロデッキだけと言って言い切ってもいいほど二極化していたのであまりプレイしていませんでした。
環境の中心
基本的にLorの初期環境は、前環境のデッキや新チャンピオンや強化を貰ったデッキを使う人が多いです。その条件の全てに合致しているデッキが現環境で最も使用率・勝率の高い「イレリアアジール」です。
前環境で「砂漠の怒り」で強化を貰ったイレアジですが、今回もなぜか「皇帝の軍勢」というパワーカードを貰い、環境の中心となりました。
1ターン目に影の門徒を出し、2ターン目に皇帝の軍勢を使用、3ターン目に玉座etc…、4ターン目に再度アタックトークンが帰ってきたタイミングでⅢのスキル発動から砂漠の怒りなどを撃つとほぼ試合を決め切ってしまうほどのダメージが相手ネクサスに飛びます。また、太陽の召喚機によってイレアジの弱点であった最後のリーサルも安定するようになりました。
Lorの現環境5.6.0(2024/6/28)
環境は基本的に環境の中心、そのカウンターデッキ(主にコントロール)、カウンターのカウンターデッキ(主にアグロ)の三すくみで構成されます。
私はいつも環境の中心(今回はイレアジ)を使わず、3番目のカウンターのカウンターデッキ(主にアグロ)を使用します。理由としては、環境の中心のデッキは明確に対策がされている場合、使用率が落ちるから逆にカウンターデッキの割合が多くなるからです。
その上で私が最初に使ったデッキはこのランブルデッキです。
予想通りイレアジ対策に1点ダメージの出せる低コストスペルを積んだデッキがほとんどだったので、プラチナ帯後半まではランブルの中盤の制圧力で並みのコントロールデッキを圧倒できました。しかし、エズセラフィーン型となぜか一定数いたライズ、ランブルを引けない場合に負けが確定したり、他のアグロデッキに負けてしまうこともあるといった理由から他のデッキを探すことにしました。
イレアジに一定の勝率があること、コントロールにも有利が取れること。それらを踏まえた上で70%以上の勝率を叩き出したのが前にマスターに到達した時に使ったこちらのフィアサムアグロです。
イレアジはフィアサムを止められるカードがほとんどないことや、現環境のコントロールは砂漠の怒りに対して撃つ「ダメダメ」ばかりで拒絶を入れている人が少なく、完全なイレアジ対策をするためにバンドルシティ(パイ投げ)orピルトーヴァ―(アフターショック)orシャドウアイル(おぞましき饗宴)orフレヨルド(アイスシャード)など「暗黒の刻」を止める手段がない地域ばかりだったのでかなり刺さりました。
前回の記事はこちら↓
また、「レイニングバレット」やフェイトのレッドカードを使ったデッキもかなり現環境で強い印象を受けました。
環境の中心のデッキを使うべきか、対策デッキを使うべきか
この問題に対するシンプルな答えは「環境の中心のデッキが対策してもどうしようもないほどのデッキパワーがある場合」は使う側に回った方が楽です。先程紹介したフィアサムデッキを使いダイヤモンド帯まで到達し、それ以降はたとえカウンターデッキと当たったとしても、イレアジを使った方が最終的な勝率が高かったです。
まとめ
やはりプラチナ帯ぐらいまではアグロで楽に上げてしまって、それ以降は環境に合わせてデッキを考えるということで良いと思います。
今回は自分のゲーム理解力が低下していないかの確認がしたかったのでマスター帯までやりましたが、Riotは今後LOLの方に力を入れるみたいですし、前々回と比べてもそこまで環境が変わった訳ではないことを踏まえると、旅路などのソロプレイが好きな人以外は引退時かなと感じます。
最後になりますが、Lorは他のスマホカードゲームと比べても戦略性が高く、かなり各デッキのバランスが取れていると思うので、プレイしたことがない人は是非一度やってみて欲しいです!
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