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DUSTCELL TOUR 2024『光』感想


前置き

 念願のDUSTCELLの生Liveに初参加した思い出だったり、終わった後のこの気持ちを忘れないうちに書き起こしておきたかったので、本記事で筆を取るに至っています。ある程度時間が経った後なので記憶違いがあるところもあるかと思いますが、そこはご容赦ください。

手紙の話

「銀座・伊東屋」

 私は普段rom専というのもあって、こういう機会に気持ちを伝えないといけないなって思ったのでファンレターを書きました。内容は、自分にとっての音楽の意義だったり、DUSTCELLの二人や曲の好きなところや感謝の気持ちを書きました。

開場前

勿論ZeppHanedaに来たのも初めてです

 Liveはずっと配信での参加だったので、ファンの方々を目にするのも初めてで、本当に男女共に色々な人がいて、開場直前の人だかりを見て「ここに居る全員がDUSTCELLに救われたり、魅せられた人達なんだな…」と感慨深い気持ちになりました。
 かなり早い時間に着いたので、開場まではグッズの受け取り、追加購入などをしていました。

Live開始!!

光の文字の周囲の✨は参加者がQRコードで一つずつ飛ばしてると考えると良いものですよね。

 事前に「光」のアルバムを無限に聴き込んで挑みました。特にフル尺がリリースされたばかりの「表情差分」をEMAさんと一緒に歌えたのが嬉しかったです。

アルバムにはない「火焔」や「命の行方」などDUSTCELLの中でも人気曲も含め全25曲も歌ってくれて、ツアーファイナルに相応しい内容でした。

 「火焔」の“そもそも興味がねぇ!”とか、「命の行方」の過去も欠落も愛も憂鬱も嘘も執着も“どうでもいい!”とか強い語気のところみんなで叫んだり、「CULT」の“ぐるぐるぐるぐるぐる回る”を緑色に光るペンライトを回しながらみんなで声を出したり、生Liveならではの良さが詰まってて最高でした…!
 Liveの醍醐味のMCはEMAさんはゲームや雑談配信と変わらず、ファンにまるで親しい友人と話すかのように冗談の入り混じった会話をしました。ファンの「結婚してくれ〜!!」に対して「それはもういいって!笑」って返したの笑った バンドメンバーの紹介も良かったですね。特にピアノの創介さんのメロディ良すぎてテンション爆上がりでした。

数々の楽曲が終わり、二人の「ありがとうございました〜!」という声でLiveが幕引きとなりました。「光」のツアーなのに光を歌うことなく退場… これがどういう事かみんな分かってるよな?それから毎度恒例のアンコールが開始、結構長い時間「アンコール!アンコール!」と開場全員が待ち侘びる中、暗転したライトが反転、そこには再び登場したDUSTCELLの二人とバンドメンバーの姿が。それから「CULT」「優しい人でありたい」「光」という美しいセトリの流れで5周年の軌跡を振り返り、全楽曲が終了しました。

ここでEMAさんが報告があるらしく、皆が固唾を飲んで見守る中、目の前の大画面にムービーが流れました。

こう見ると私の席めちゃ前ですね

なんと!日本武道館決定!!✨
こんなに推してきて良かったと思える日が来るなんて。

 「DUSTCELLの歌が難しいことを(パフォーマンスが落ちることの)言い訳にしたくない」というEMAさんの言葉で、DUSTCELL 1st ONE-MAN LIVE「SUMMIT」やyoutube配信での発言を思い出しました。私も自分で自分を追い詰める時があるので、そういう言葉の裏にある絶え間ない努力を感じ、泣きそうになってしまいました。

EMAさん「最初は自分のことが認められないことが多くて、今も変わらないけど。私は体力があまりなかったから、できる努力をして。このツアー中も何度も壁にぶつかったけど、今日は自分でも一番まっすぐに声が出たと思います」という言葉の後、「ちょっと後ろ向いていい?」と言いバンドメンバー、家族、スタッフ、そしてMisumiさんに涙ながらに感謝を伝えていました。また、Misumiさんは「高校時代に運動部に入るはずだったけど、前の座席にいたクラスメイトに軽音部に誘われてドラムを始めて、そこから今までいろんなことがあって……続けていると報われる日が来るんだなと、今この瞬間実感しています」「みんなも大変なこととかあると思うけど、夢があったら前を向いて光のほうに進んでいってもらいたい。僕らと一緒に武道館で素敵な世界を見ましょう」という言葉とともに DUSTCELL TOUR 2024「光」ファイナル公演が終了しました。
楽曲だけ聴いてる人は知らないと思うのですが、Misumiさん死ぬほどイケボですよ。

 DUSTCELLって割と暗めな歌詞や曲調が多いんですが、今回の「光」に関しては暗闇の中から差し込む一筋の”光”を感じる曲が多く、それに影響されているのか、EMAさんも自己肯定感というより自己許容力?が前より上がって前より多少元気に見えました。

そうであったらいいなっていう…

余韻

 Liveも終わり、またいつもの日常に戻って余韻に浸りながらこの記事を書いているのですが、Liveに行く前と後で変わったことが一つ。実際にEMAさんやMisumiさんを前にファンの方々と一体になった事で、いつもの電車の通勤や家でまったりDUSTCELを聴く時、EMAさんの歌声が、Misumiさんの曲が身近に感じられて、めちゃドキドキします笑
 正直自分でもこれを表す言葉が見当たらず、何を言っているのか分かっていないのですが、この記事を読んでいる方と武道館で会える日を楽しみにしています。二人と一緒にこれからも死ぬまで此処で歌い続けましょう。


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