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今日はインターネット嫌い

わたしはインターネットがすき。
SNSも大好き。中学生くらいから、知らない人とチャットしたり、ブログを書いたりしていた。
でも今日はすごく、インターネットが嫌い。
インターネットって分からないことがあればすぐに答えをくれるし、自分では持ち得ない価値観に触れさせてくれる。知識欲が強いわたしには、なくてはならないもの。寂しがりやなわたしにとってはなくてはならないもの。
なのに。
承認欲求とか、悪意とか、優しさとか、痛みとか、そんなの腐るほど触れてきたはずなのに、そのひとつひとつがちくちくと肌を刺してきて、心がもういっぱいになっちゃった。
わたしに優しくしてくれた人のこととか、わたしが傷つけてしまった人のこととか、自分の中にある本当に欲深い稚拙な感情とか、そういうものは自分の中にだけあればいいのに、他人の感情との境界線が曖昧になってぐちゃぐちゃだ。
たぶんすごく、敏感になってるんだと思う。
それはたぶん悪いことではなくて、でも、全部を掬い上げて全部を肯定できるほどわたしは、強くなくて。
強くなくていいんだけど。
みんな、認めてほしくて、愛されたくて、悲しくて、寂しくて、それらが鏡みたいにわたしを映し出すから、それらがまるで醜いもののように感じてしまうけど、ぜんぶ綺麗じゃないとおかしいんだよ。
きっと、泣いてしまうけど、明日も暑いけど、人は死ぬし殺すけど、でも薄目で誤魔化すようなことはしたくないから。
今日はインターネットきらい。

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