大山崎山荘美術館
の喫茶室でカフェ、喫茶室、とはいっても室内は満席で、我々はテラス、開放感あふれるテラスで、まるで友人と、ヨーロッパ旅行をしているような気分を味わいながら、ブルーベリーパイと、そしてコーヒーを味わうひととき、ブルーベリーパイは現在の、アンドリュー・ワイエス展にあわせた限定のメニュー、ワイエスの絵にも、ブルーベリーを収穫するオルソンハウスの人たちが描かれていたことを思い出す、コーヒーは後口のスッキリした、マイルドな味わいだ、コロンビア、グアテマラ、ブラジル、あたりのブレンドではないだろうか、ワイエスの絵、オルソンハウスを描いた初期のころの、若く瑞々しいブルーが印象的だった、ヨルシカのノーチラスを思わせるような、後期のエモーショナルな寂寥感漂う作品もよいが、私はどちらかといえば、初期のほうに心惹かれていた。