人間復活、してきました。
3月18日(土)五反田で開催されたゲンロン総会「人間復活」、
行ってきました。
なんだろう…言葉が出てきません。
翌日ゆっくり休んだのに、まだ体力が復活してないのか…
会場の熱気、人の往来、声、音、光、味…
そういったもの、全てが渾然とした輝きとなって、胸の奥で炎のようにゆれながら、いまなお、スクリーンの上に、鮮やかな像を結んでいる。そんな感じです。
そこには、本当にさまざまな人たちがいました。
スタッフの方、登壇者、観客、出店者、演奏者、ひとりひとりの顔をみれば、男性もいれば女性もいるし、年を重ねた方も、若い人もいる。こどももいる。車椅子の方もいらっしゃいました。聞くところによると、この総会のイベントに参加するために、宿をとって地方から来ている人もたくさんいるようです。主催するゲンロンが、出版や教育、独自の動画プラットフォーム(シラス)を通して基本的には「ことば」を発信する会社であることを思うと、これは本当にすごい、奇跡のようだと感じます。
ことばはいま、死んでいます。ことばはいま、公共の場で争いの種になったり、狭い壁の中で、特定の誰かが特定の誰かにしか届けられないものになってきています。
でも、本当はそうではない。ことばはもっと、誰にでも届くようにできるし、人と人をつなぐものにできる。ゲンロンは、それを見せてくれます。だからスタッフの方や、ゲンロンで仕事をなさっている方々を、僕は本当に尊敬しているのです。
…いつも通りというか、いつにもましてまとまらない話をしてしまいました。
僕は当日「DICKINSON ROOM」というブースで詩の展示と、印刷物を売っていました。両隣のブースの方とお話ししたり、お客さんに自分が書いているものについて説明したり、会話の中で、知らない作家や、アーティストについて逆に教えてもらったり、そんなやりとりがあってとても楽しい時間でした。
総会に参加されたみなさん、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございます!
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