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和風創作フレンチ
2024年4月23日 12:14
とくに説明も要らないような、素朴な歌。なのにこんなにも心が惹かれるのは、この歌に読まれている具体的な風物ひとつひとつへの憧れというより、それらが一体となって調和した風景の中に、自らもまた溶け込んでいくかのような、詠み人のこの上なくリラックスした心境そのものへの憧れが、大きいのだと思う。そういう時間を過ごすこと、それ自体への憧れ。今のことばで言えば、「チル」ということになるだろう。羨ましいほどの