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【超厳選】ソフトバンク→巨人FA移籍 甲斐拓也 人的補償候補三選手

ソフトバンク不動の奥義の要、甲斐拓也選手が衝撃のFA移籍を選択ししばらく経った。
5年15億という超大型契約で期待の掛かる同選手、そして時を同じくして経験値のある捕手がほぼ居なくなりここからが腕の見せどころであるソフトバンク。

今回はそんな甲斐拓也選手の人的補償候補に付いて厳選された3選手を紹介していきたい。

その前にソフトバンクのこれまでの傾向、編成だがなんと同球団はこれまでに人的補償の獲得は0、全て金銭補償という結果に終わっておりまた編成上でも突出したポテンシャルがある投手か経験豊富な捕手以外は要らないだろう。
その為この記事そのものが無意味な可能性も高いが、果たして……


田中千晴(24) 右投げ

MAX155km/hを計測する右腕。その球は見惚れる程の魅力を持っている

今季二軍29試合5勝3敗防御率3.61 52.1回55奪三振32与四球
通算33試合2勝3敗3H防御率4.91 36.2回45奪三振19与四球
スペック
・平均149.8km/hストレート
・フォーク、カーブ
・球質は極上
・コントロールに致命的な欠点
・来季年俸1520万円

候補になった理由
昨年は一軍30登板も防御率5.51と苦しみ今年も二軍でコントロールに大いに苦しんだが、ストレート変化球共に質は一級品。
守るには枠が無いが、取るには絶好のロマン枠。


伊藤優輔(27) 右投げ

1年目の21年にTJ手術を行い今季が初一軍だった右腕。そのポテンシャルは田中千晴を超えるかもしれない

今季二軍40試合4勝14S防御率1.29 42回34奪三振19与四球
今季/通算8試合1H防御率1.04 8.2回8奪三振3与四球
スペック
・平均148km/hストレート
・カット、フォーク、カーブ、シュート、スライダーと多彩な変化球を操る
・極上のカットボール
・コントロール△
・来季年俸820万円

候補になった理由
TJからの本格復帰となった本年は二軍で無双すると支配下へ復帰、一軍のマウンドでもそのポテンシャルを遺憾無く発揮した。
が、如何せん実績が無くまた大卒社会人として入団している為年齢が年明けには28歳と高齢であり守るには流石に枠が残っていない。


小林誠司(35) 右右

長年巨人を支え続けたが、甲斐拓也加入でそろそろ第三捕手の立場も危うい

今季42試合 打率.152(105-16)1本8打点OPS.442
通算808試合 打率.204(1835-375)16本150打点OPS.537
スペック
・経験豊富な捕手
・GG賞1回
・最優秀バッテリー賞3回
・打撃期待×
・守備衰えあり
・来季年俸4000万円

候補になった理由
度々今回の人的補償として挙げられる小林誠司選手。
こちらの予想としても挙げさせていただきたい。
何故小林選手なのか、それはソフトバンクのベテラン捕手と呼べる存在が嶺井選手しかおらずまたFA移籍してきてから48試合45打席しか立てていない現状がある。
これを考えた時、ソフトバンク編成は嶺井選手への期待値が相当低い事が窺える。
そうなると来季としても嶺井選手ではなく海野選手か谷川原選手をメインに据えた捕手編成になると思うが、双方経験値の浅さが顕著。
そこでベンチに経験豊富で守備型、ノウハウを教えられる小林選手は2人のコーチ的存在にもなる上打撃は良いが守備に不安の残る嶺井選手よりも試合に出しやすいのではという見解の元選出した。


最後に
弱点らしい弱点が二遊間の後釜問題と捕手レベルのソフトバンクとしては、今回も恐らく金銭補償になる可能性が高い。
初の人的補償となるかどうか、注目したい。

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