12月に読んだ本

先月もたくさん本を読めました。ありがとうございます。最近は小説と少し難しい和訳にした本を読みたい気分です。

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読んだ本は再読を含めて10冊です。今回も面白い本が読めました。

「やりたいことの見つけ方」はワークが面倒ですが、手順がわかりやすく書かれています。時間がある時に少しずつすると、現状やこれからを考える良いきっかけになると思います。

「感情リセット術」は著者のこれまでの本の要点をコンパクトにまとめている、持ち歩きや再読に適した本です。この著者の本をいくつか読んでいるなら物足りないと思います。完全に手元に置く用です。

「最高の体調」は体調不良の始まりの時に上司から貰いました。一年くらい積んでました。中身は散歩とか食事制限とかありきたりでしたが、炎症や現代病という斬新な切り口からのアプローチで読み物として楽しめました。あと不安症についても書いてあったのでその点では参考になりました。なかなか不安症に焦点を当ててる本って少ない気がするので。

「反応しない練習」は有名なので割愛したいです。何回も読もうと思います。良い本です。

私が特におすすめしたいのが、「ツインズ」です。精神疾患や宗教、前作の罪の意識など、メンタルが強い人向けの悲しくて辛くて痛くて重い小説です。小説としてはできすぎなくらい良い作品です。けれど人はこんなにも簡単に壊れることや理不尽さなどを突きつけられます。精神疾患や宗教、出版などについても簡易ですが勉強になります。個人的に好きなのは、医者や編集者との会話です。生きるとは何かを考えさせられます。著者の特徴である洋服も、題材や君の人柄と役割の説明としての仕事をきちんと果たしています。最後まで話が一貫しているのも良いです。野ばら要素が終始満載です。ただその分野ばら作品をある程度読んでいる上級者向け、或いは過激な描写が大丈夫な人向けの作品です。

詳しい書評はブクログでどうぞ。ちなみに今年の初読了は「スタンフォード式人生デザイン講座」でした。なかなか面白かったです。

https://booklog.jp/users/b0710