11〜3月に読んだ本
しばらく溜めてたうえに大して読めなかったのでまとめて書きます。
★魔法少女まどか☆マギカ(上下)/一肇
アニメを見たことがないので。上巻はまどか視点。下巻はほむら視点。予備知識がある人はアニメを見なくてもこれである程度は話がわかると思う。本当の友達とは何か。さらっとした文なので読みやすい。
★何もかも憂鬱な夜に/中村文則
薄いので読みやすいかと思いきや内容が暗い。もう少し登場人物の掘り下げが欲しかった。内容が薄いままで終わった。物語としては面白かったので勿体無い。
★土を編む日々/寿木けい
上品なエッセイ。写真もきれい。食卓から四季を感じる日々を送る生き方は素敵だと思う。
★ただしい暮らし、なんてなかった。/大平一枝
時短や便利が普及したが、空いた時間で何をしている?スマホを触る時間が増えただけではないか?自分を労わり、あえて不便を作ることで自分だけの時間を作る。自分の生活を見直したい時や忙しい時に読みたい本。
★分かり合えないことから/平田オリザ
分かり合えないという前提で話が進むのが良い。現代ではコミュニケーション能力の不足と言われているが、コミュニケーションが減ったのではなく、言葉以外での表現が増えたのでそう感じるだけである。むしろ現代の若者の方が表現力は高いのではないか。ただその代わり言葉としての表現は低下している。そのうえ、学校で教わることと社会で必要とされる能力にズレがある。なのでコミュニケーション能力についての問題が顕著となっている。それを義務教育で直すべきであり、演劇を使って場面による言葉遣いに違いがあるとあるということを認識させている。
★壇蜜日記2/壇蜜
安定の壇蜜日記。独特の感性が好き。
★仕事と心の流儀/丹羽宇一郎
根性論的なところがあるが、新卒や社会人におすすめ。もう一度読もうと思ってさらっとしか読んでなかったので前半は印象にない…。最後の章は読書について。とりあえず読書しよう!