定番PT紹介⑤【S4】リバーススタンパ(★☆☆☆☆)
★・・・筆者の独断と偏見による強さランク
オンライン他国などでよく見る定番パーティのスキル構成を筆者なりに再構成して紹介する。
オンライン他国で戦わせてもスキル構成が甘いパーティが多い印象なので、何か参考になれば幸いである。
今回はテンプレ型のリバースパーティを筆者流にチューニングした。
そもそもテンプレリバパとは何か?というところだが、これに関しては以前上げた記事の中で言及しているため、そちらを下記に引用する。
ざっくりいうとスタンダードパーティ型のリバースパーティの一種のことである。
今回はそんなスタンダード型のリバースパーティを再構築する。
構築概要
テンプレ型のパーティ詳細はどこかネット上に転がっていると思うので割愛するが、主な欠点は
・Gサイズパーティに勝てないこと
・火力不足なこと
この2点であった。
特にGサイズに対しては絶望的に弱いため、今回はこの上記2点をカバーしながら、より完成度の高いパーティを目指して調整した。
まずはGサイズに弱いというところだが、これはみがわり戦法を使うことと、じごくの踊りを使用することで何とか抗えるようにした。(詳しくはこちらの記事も参照)
次に火力が低いことだが、これは行動回数が少ないことに起因しているため、ボーナス特性に行動回数アップを採用することと、状態異常を使って敵を行動不能にすることによりダメージレースに負けないように工夫した。
以下個別解説へ。
個別解説
■おにこんぼう
系図:ドラゴン系
ボーナス特性:全ガード+
スキル:ブオーン(SP85振り)/魔戦士ヴェーラ/魔戦士ホゲイラ
口伝:全体回復と命の奥義3
武器:光の杖
作戦:サポートたのむぞ
AI:◎みがわり
◯聖なる祈り/じごくの踊り
みがわり要員。
本来この枠はコトブキーノなどを入れていきなりリバース持ち2体体制にするのがテンプレなのだが、つねにマホカンタやつねにアタックカンタが不在なことから、Gサイズの超火力を考慮するとどうしてもみがわり役を入れざるをえなかった。
そんなみがわり役には状態異常に強く、さらに亡者の執念によってほぼ確実に1ターン凌いでくれる信頼と安心のおにこんぼうをチョイス。
行動遅い持ちのため当然リバースとの相性もよく、踊り封じ耐性を無効まで上げていないGサイズに対して先手でじごくの踊りをお見舞いすることができる。
スキルは以前に無霧スタンパで紹介した型を流用した。
スキル選択理由などはその時の記事を下記に引用する。
口伝にはリバースと相性のいい聖なる祈りを採用。
MPが少ないため1回しか使用出来ないが、かといって他に良さそうな技も見当たらない。
■ダーククラブ
系図:ドラゴン系
ボーナス特性:全ガード+
スキル:攻撃力アップSP/守備力アップSP/闇竜シャムダ
口伝:隼と力の奥義3
武器:光の杖
作戦:ガンガンいこうぜ
AI:◎ステルスアタック/超隼斬り
◯グランドネビュラ
いきなりリバース要員兼アタッカー。
攻撃の枚数が足りなかったために仕方なくダーククラブをアタッカーに。
さらにおにこんぼうのみがわりを無視してターゲットをとってくるSサイズの超隼斬りの受け役でもある。
異常耐性が高いおにこんぼうのみがわりを盾にできるため、ダーククラブの異常耐性は無視して攻撃力アップSPと守備力アップSPで攻守共にステータスを上げた。
さらにスタンダードキラー、ステルスアタック、グランドネビュラを習得するために闇竜シャムダを採用した。
■マンイーター
系図:ドラゴン系
ボーナス特性:行動回数アップ
スキル:攻撃アップSP/魔戦士ヴェーラ(SP105振り)/戦帝アックル
口伝:隼と力の奥義3
武器:光の杖
作戦:ガンガンいこうぜ
AI:◎リバース
◯ステルスアタック/超隼斬り
ときどきリバース要員兼アタッカー。
リバースパーティーのアタッカー役としてプオーンと双璧をなすモンスターである。
ただし、よく使われる全ガード+型ではステルスアタックの着弾までに2ターンかかるためダメージレースで不利になってしまうし、かといってグランドネビュラ等の全体斬撃を軸にするとアタックカンタやみがわりに引っかかってしまう。
そのため今回は行動回数アップで採用し、通りの良いステルスアタックを1ターンで着弾出来るようにしてダメージレースで負けないようにした。
ちなみにプオーンを行動回数アップにすると異常耐性が足りないことからこの枠はマンイーター1択である。
スキルは攻撃力アップSPの他に眠り耐性を無効まで上げながらステルスアタックを習得できる魔戦士ヴェーラ、マインド耐性を上げつつリバースを習得できる戦帝アックルを採用。
行動回数アップのステータスダウンでHPが2000未満になってしまうため999ダメージ×2や超隼斬りの圏内になってしまうが、そこはおにこんぼうのみがわりやダーククラブが盾になってくれる。
■スライムジェネラル
系図:ドラゴン系
ボーナス特性:行動回数アップ
スキル:ブオーン/全体回復/ため息
口伝:なめなめと魔の奥義3
武器:光の杖
作戦:サポートたのむぞ
AI:◎ザオリク/ベホマズン/せんれつなめ
◯やけつく息/あまい息/がんせきおとし/せいれいのうた/アモールの雨/光のはどう/ベタン
異常撒き等のサポート兼ヒーラー役。
リバース下においては黒霧スタンパの黒竜丸のように先手で動いて状態異常を撒いてもらい、リバースを除く霧下においては黒霧スタンパのフォロボスのように最後に動いて回復等のリカバリーすることを期待しての採用。
役割的に行動回数がものをいうため、ボーナス特性は行動回数アップに。
スキルは耐久を上げるためと、素早さを下げる(リバース下で上げる)ためのブオーン、眠り耐性を無効にしつつ各種息を習得できるため息、さらに回復技を習得できる全体回復を選択した。
口伝にはメタル系対策にせんれつなめを選択。
AI設定はベホマズンの◎が活きる盤面も多いのだが、おにこんぼうのじごくの踊りとは噛み合わせが悪いのでなかなか難しいところ。
最後に
黒霧スタンパや無霧スタンパなどを踏襲したような筆者好みのバランスのとれたきれいな構築にまとまった。
アタッカー2体の口伝はどちらも超隼斬りで問題なさそうだったが、アタックカンタが重そうならどちらかを無双剣舞にしてもいい。
いきなりリバースが1体のみであるため、戦闘開始時の霧の取り合いに不安があったが、霧をとれなくてもおにこんぼうのみがわりを盾に手動リバースで切り返しながら次のターンまでターンを跨いで連続行動をとれるのが強かった。(むしろ霧をとれないほうが強いまである!手動リバース大事!)
課題のGサイズにも何とか戦える構築にもなった(とはいえやはり厳しいは厳しい)ので、ある程度は完成度の高いものになったとは思う。
今回色々と試行錯誤してみて、リバパ自体はモンスターやスキルの選択肢の幅が広いので、オリジナリティを出しやすいという部分はいいところだと感じた。
ただどうしても単体性能が低いモンスターが多いため、やはり黒霧スタンパなどと比較して単純なパワーは落ちてしまう印象。
結局S4リバパを突き詰めていくと正攻法なスタン系ではなく、最終的にはギガンテリバパのようなリバースを活かしたギミック型のパーティに行き着くのだろう。
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