愛用PT紹介 【S4】黒霧スタンパ(★★★★☆)
★・・・筆者の独断と偏見による強さランク
構築概要
筆者が初期から愛用していて、最も完成度が高いパーティの1つだと思っている黒霧パーティ。
王道ともいえる所謂グッドスタッフ的なパーティ(スタンダードパーティ)で、キャラランクの上位4体(=BIG4)で構成されているまさにテリワンSPのAI対戦におけるオールスターチーム。
主にサブアカ(ID449259619)をこのパーティにしていることが多い。
BIG4というそれぞれの単体パワーが非常に高いモンスターで構成されており、その役割も攻撃役2体(ステルスアタック枠、超隼斬り枠)、サポート役、回復役というバランスが取れた構成であるため対応力がとにかく高い。
さらには眠り・マインド・マヒといった主要な状態異常に対する耐性も高い(状態異常に関してはこちらの記事を参照)ため、隙も少なく有象無象ほとんどのパーティに対して有利に戦える。
黒霧で相手の呪文を封じながら、さらに先手で状態異常を撒いて敵モンスターを行動停止することにより、後続の味方モンスターで今作最強技のうちの2つである(詳しくはこちらの記事を参照)超隼斬りとステルスアタックを相殺されずに通していくというのがコンセプト。
さらにターン最後(これが大事!)に回復役がリカバリー(HP回復・状態異常回復・蘇生・黒霧展開)することにより、次のターンも同様の攻勢をかけていける。
また、手動で黒霧を撒けるモンスターが2体おり、素早さ的にもターン最初(黒竜丸)とターン最後(フォロボス)に黒霧を撒けるため、霧の取り合いにも強いのが特長。(霧に関してはこちらの記事を参照)
S4パーティに対しては状態異常を撒いてステルスアタックや超隼斬りを相殺されずに通していき、
Gサイズに対しては黒竜丸とフォロボスでリカバリーしながら、JOKERとギュメイで詰めていくことができる。
またテンプレ型リバースパーティに対しても、ステルスアタックを相殺したり、ダーククラブをせんれつなめで行動不能にしながら、手数を活かして有利に立ち回ることができる。
ちなみにパーティの並び順はてんいむほう斬などの先頭から威力が減衰していく全体斬技を考慮して、アタックカンタ>亡者の執念持ち>その他>回復役という順に並べている。
個別解説
■JOKER
※JOKERに関してはこちらの記事もご覧ください
系図:???系(最終同種配合)
ボーナス特性:全ガード+
スキル:攻撃力アップSP/カンダタワイフ/ダイナマイト
口伝:隼と力の奥義3
武器:光の杖
作戦:ガンガンいこうぜ
AI:◎超隼斬り
◯ばくれつけん
超隼斬り要員。超甘い息対策枠。
全体斬技やGサイズの超隼斬りを考慮した際にほぼ必須になるモンスター。
超隼斬りで相手のS4体パーティの頭数を減らす&Gサイズの超隼斬りを相殺することや、アタックカンタで斬撃を跳ね返すこと、さらに相手の超甘い息を反射することなどが主な役目。
スキルに関しては、マインド耐性を上げつつ、アタックカンタ対策にばくれつけんを習得できるカンダタワイフは必須。
3つ目のスキルはどれも一長一短なのだが、てんぺんちい等の全体体技の連打でJOKERが簡単に倒されてしまうことが多く、そうするとフォロボスに負担がかかってしまう(せいれいのうたを使うとアモールの雨をする余裕がなくなる)ため、体技に対して耐久を上げられるダイナマイト(最強vs体技よりも環境に多いベタン系とイオ系の耐性を同時に上げられるダイナマイトの方が優秀)を選択した。
実際にこのスキル構成を使うと分かると思うが、JOKERの場持ちがかなり良くなる。
■ギュメイ将軍
※ギュメイ将軍に関してはこちらの記事もご覧ください
系図:ドラゴン系
ボーナス特性:全ガード+
スキル:攻撃力アップSP/魔戦士ヴェーラ/真魔王ザラーム
口伝:隼と力の奥義3
武器:光の杖
作戦:せんりょくうばえ
AI:◎ステルスアタック/超隼斬り
ステルスアタック要員。さらにみがわり役が不在の本パーティの擬似みがわり役。
アタッカーでありながら、低耐久を逆手にとって相手の単体攻撃のターゲットを引き受けつつ、亡者の執念でまとめて攻撃を受け止めてくれる。
さらにギャンブルカウンターで追撃もできるというオマケ付き。
当初は速攻型(行動順アップ)で使っていて、素早さアップSPを積んだ黒竜丸のせんれつなめ→ステルスアタックでダイヤモンドスライムを迅速に処理できるようにしていたが、超行動早いor(リバースを取られた上で)行動遅いのモンスターに先に行動されて超甘い息で2体(黒竜丸、ギュメイ将軍)を眠らされてしまうことを考慮して、結局は眠り無効型(全ガード+)に落ち着いた。
ダイヤモンドスライムへの遂行速度が下がったり、シャムダなどのアタックカンタにに対してステルスアタックを相殺されてしまうと有効打がなく自滅してしまうなどのデメリットはあるが、耐性を上げることにより、より広い範囲に対応できる型にした。
亡者の執念が発動すると、相手のGサイズはギュメイを倒すために通常攻撃を選択してくるので、アタックカンタ持ちのJOKERとも相性がよい。
亡者発動後はじごくの踊りではなく、より火力の出る超隼斬りを選択して欲しいため、じごくの踊りのAI設定はオフにしている。
■黒竜丸
※黒竜丸に関してはこちらの記事もご覧ください
系図:スライム系
ボーナス特性:行動順アップ
スキル:ようせいの息吹/マガルギ/JOKER
口伝:なめなめと早の奥義3
武器:光の杖
作戦:せんりょくうばえ
AI:◎やけつく息/黒い霧/せんれつなめ/アモールの雨
◯甘い息/おぞましいおたけび/ジゴスパーク/がんせきおとし/トルネード
いきなり黒い霧要員。異常撒き・回復・手動霧撒き・攻撃にと1体で4役をこなしてくれる痒いところに手が届くサポート役。
黒竜丸で先手で状態異常を撒くことにより、味方のステルスアタックや超隼斬りを相殺されずに通すことができる。
アモールの雨で回復もできるため、状態異常が通らないGサイズ相手でも腐りづらい。
《ターン最後に1体残ったフォロボスがせいれいのうたで全員復活させる→次のターンの頭に黒竜丸のアモールの雨で回復する》という動きもシンプルに強い。
とにかく盤面の制圧力が高く、異常耐性が低いS4体パーティはこいつ1体で壊滅させられる。
スキルは当初ギュメイ将軍の項でも記述したように素早さアップSPを採用していたが、やけつく息で痺れてしまうことと素早さアップSPを積んでまで抜きたい仮想敵があまりいなかったことから、マヒ耐性を意識したスキル構成に変更した。
先陣を切って動くため、各身代わり役に通る技を持てるように意識している。(詳しくはこちらの記事も参照下さい)
パーティ的にこの黒竜丸より早いモンスターが苦手ではあるが、そもそも早いモンスターはマインド耐性が低いことがほとんどのため、特性の威圧で止めてしまえるという点がとにかく偉すぎる。
細かい部分ではあるが、おぞましいおたけびの威力は実は賢さ依存なので、系図はゾンビ系ではなくスライム系を推奨する。
またパーティ全体でGサイズの全体体技がきついことから、AI設定はそれらを相殺することを狙って、トルネードやがんせきおとしなどの対戦でよく使われる体技のみを◯にしている。
■フォロボス
※フォロボスに関してはこちらの記事もご覧ください
系図:ドラゴン系
ボーナス特性:行動回数アップ
スキル:ブオーン/全体回復/マガルギ(SP110振り)
口伝:なめなめと魔の奥義3
武器:光の杖
作戦:サポートたのむぞ
AI:◎せいれいのうた/アモールの雨/光のはどう/せんれつなめ/黒い霧
◯ベホマズン/ベホマラー/ザオリク/トルネード/ベタン/がんせきおとし
このパーティの根幹を支えるヒーラー役。
AI2〜3回行動で《光のはどうor黒い霧+アモールの雨orせいれいのうた》を1ターンでこなせるのがとにかく強い。
さらに(超隼斬りや999ダメージ×2を耐える)2000オーバーのHPと眠り・マインド・マヒ・混乱の全てが無効耐性であることから、高い行動保証を持つ最強のヒーラー。
ただし、行動回数的に《せいれいのうた+アモールの雨》の蘇生+回復や、霧撒き+状態異常回復+回復or蘇生などが1ターンで行えないため、パーティ全体の異常耐性を上げたり、回復や霧撒きを黒竜丸と分担したり、HPが低く倒されやすいJOKERの体技耐性を上げたりするなどして、なるべくフォロボスに負担がかかり過ぎないように意識している。
行動回数が余った場合、トルネード等の攻撃技を使うよりも、相手をバインドして、次ターンに味方のステルスアタックや超隼斬りを相殺されずに通せた方がダメージ効率がいいので、AI優先度は攻撃技よりせんれつなめの方を上げている。
苦手とするパーティなど
・ステルスアタック複数体パーティ
相手のステルスアタックを1体しか相殺できない以上、ステルスアタック複数体でゴリ押しされてしまう。
もちろんそうさせないために状態異常を撒いて行動停止させていくのだが、フォロボスやおにこんぼうなどの異常耐性が高いモンスター相手は厳しい。
(例.S4赤霧ステアタパ、おにこんぼうパ)
・冥界の霧+呪文
つねにマホカンタが不在で、かつ呪文を黒霧で対策しているため、こちらの手動黒霧を掻い潜って霧を変えながらそこに呪文を合わせられてしまうとそのまま押される。
特にフォロボスのリカバリーが無効化される冥界の霧との組み合わせは苦手。
対G冥界呪文パの場合、黒竜丸が横のSサイズを状態異常で行動不能にして、JOKERがGサイズより先に動いて超隼斬りが入れば勝てるので、JOKERの3つ目のスキルは【すばやさアップSP】も候補になる。
(例.S4赤霧呪文パ、G冥界呪文パ)
・ゼロのしょうげき、ザキ系etc.
また技単体で苦手とする技がいくつかある。
特性ときどき黒い霧のモンスターが不在のため、霧+ゼロのしょうげきで手動霧持ち2体が葬られてしまったり、その他耐性的にじごくの踊りやザキ系に弱いため、フーセンドラゴンの特攻→じごくの踊りでほぼ2体倒されてしまったり、ブレイクの乗ったザキ系で半壊してしまったりする。
とはいえゼロのしょうげきやザキ系自体はかなり腐りやすくほとんど使われない特技ではあるので、あえてこのパーティを対策したパーティ以外にはほとんど使われないとは思う。
バランス型の構成ゆえに、どうしても前のめりなアタッカー編成のパーティにはパワーで押し切られてしまうことが多く、赤霧パーティは全体的に苦手。
それでもかなり広い範囲に安定して戦えることから、ギガンテリバパやS4赤霧ステアタパと並んでテリワンSPのAI対戦においての最終到達点の1つといえるパーティだと思っている。
このパーティに勝てるパーティをつくること自体はそれほど難しくないと思うが、『広い範囲の様々なパーティに勝てる』という意味ではこのパーティを超えるパーティをつくるのはかなり難しいと思う。
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