Vtuberにハマったアラサー(後半戦)が抜け出せない沼
こんな記事を書いて1か月ほどたったわけだが、いまだに私の中のブームは落ち着かない。
どころかどんどん深みにはまっている気がする。
というのも、6月に行われた「にじさんじGTA」の沼に足を踏み入れてしまったからだ。
にじさんじGTAとは?
本企画は「グランド・セフト・オート」といわれるゲームのオンラインサーバにて行われたにじさんじライバーによるライバー限定の参加型企画である。
開催期間:2024/06/15(土) ~ 06/24(月)
オープン時間:19時~27時(※日によって変動有)
参加人数:116名
ライバーによっては10日間みっちり8時間プレイしている人もおり、アーカイブは膨大な時間になる。
(※1日のみ、短時間、配信外の参加者もいる)
本企画には日本在住のにじさんじライバーだけではなく元KR勢、にじさんじEN勢も参加している。
これまでなかなか見る機会が作れなかった海外ライバーへの扉を開いてくれる企画でもある。
(※本格参加している海外ライバーの多くは日本語がしゃべれるので比較的わかりやすい。自身の配信では母語、他ライバーとのコミュニケーションは日本語で行ってくれているので流れの把握が可能)
豊富な切り抜き
本企画は各ライバーのアーカイブを見始めるととんでもなく時間がかかる。
そのため、ざっくり流れをつかみたい人には日ごとに面白い要素を抜き出したり、多視点で編集してくださった切り抜きが多数上がっているのでそちらを見ていただきたい。
日ごとの切り抜きの場合はライバー別ハイライトや全体のまとめなどがあり、どんなシーンを見たい、誰の配信を把握しておきたい、などで選ぶことができる。
また、勢力別やイベント(大型犯罪など)別のまとめも上がっており、そちらは臨場感のあるドラマのように全体が楽しめる。
正直こういった切り抜きを見るだけでも時間が足りない。
もう正直これだけでもおなかいっぱいであるし、今まで見たことがなかったライバーさんに興味が持てて、新しく推しが増えるきっかけになったので十分である。
しかし、思ってしまった。
ここに至るまでに(ほぼほぼ狂行)何があったのかと……。
アーカイブ配信の魅力
アーカイブは各ライバーが実際に行った生配信の記録である。
人にもよるがサーバのオープン時間中ずっとプレイしているライバー(警察署長などの役職者や運営組など)もおり、8時間を超えるものもざらである。
最初はその時間の長さに日和ってみたものの、誘惑には勝てずに開いてしまった。
全日アーカイブ視聴済みのライバー一覧(敬称略)
・加賀美ハヤト(10日中7日間配信) 市民/めんや加賀美
・魁星(10日間中10日間配信+振り返り)
救急隊/通称:ぜったすデスドライバー(ミーム化)
・小柳ロウ(10日間中10日間配信+後日雑談で振り返り)
警察/26億円事件で臨時署長
・甲斐田晴(10日間中2日間配信) 救急隊/比較的短時間
現時点で全日視聴予定ライバー(敬称略) ※今後増える可能性あり
・ミラン・ケストレル(10日間中10日間配信) ギャング/手りゅう弾のプロ
・周央サンゴ(10日間中8日間配信) 市民/生徒会パン屋さん
・榊ネス(10日間中10日間配信) 警察/ホスキャバの常連?
・北見遊征(10日間中10日間配信) 警察/不憫
・不破湊(10日間中10日間配信) ギャング/CLUB.3ボス/犯罪のサポセン
・星川サラ(10日間中9日間配信※1日回線不良+ニュース配信+振り返り)
運営・救急隊/にじサントスの女神
・叶((10日間中10日間配信※ダイジェストあり+振り返り)
神(職業)/アイアンマン
・葛葉(10日間中10日間配信)
タクシー運転手・麻薬カルテルボス/ハッピー交通
・イブラヒム(10日間中10日間配信) メカニック社長/めんやの常連
・ミン・スゥーハ(10日間中10日間配信+振り返り) 救急隊/元KR勢
・ハ・ユン(10日間中8日間配信) 警察/元KR勢、なんでも乗りこなすプロ
・狂蘭メロコ(10日間中9日間配信)
タクシー運転手・麻薬カルテル/EN勢、ジャマイカ出身のメロクミ
・ヴェザリウス・バンデージ(10日間中5日間配信)
救急隊/EN勢、インポスターの人、日本語は堪能
すでに年末までの余暇が全て埋め尽くされる予感しかない。
現時点ではこの人数だが見れば見るほど、他ライバーのアーカイブも気になることは予想できるので来年まで十分楽しめる。
アーカイブの最大の魅力は各ライバーの心情吐露である。ゲーム内での会話だけではなく、ひと段落ついた後にリスナーに向けてこぼされる内心が非常にありがたい。
同期、ユニット間の信頼が見えたり、新しくできた関係性が更新されていく過程が見えたり、関係性オタクにとってこれほどおいしいコンテンツもないだろう。
新たに生まれる関係性
先ほども少し述べたが、本企画ではこれまでコラボのなかったライバー同士の新たな関係を見ることもできる。
それぞれがゲームの中で所属する勢力(警察、救急、ギャング、半グレ、市民など)に応じて横の繋がり、縦の繋がりができていく。
また、本ゲームシリーズを過去にプレイしたことのあるライバーから初プレイのライバーへのサポートもあり、勢力を超えた繋がりも見て取れる。
例:小柳ロウ(警察)による叢雲カゲツ(ギャング)への犯罪サポートなど
そうして生まれた新たな関係がにじGTAの期間終了後も続いてくれているのだから、他の配信も見たくなってくる。
救急隊で仲良くなったスハさんと魁星さんのコラボ雑談
GTAのおかげでこんな素晴らしいものが生まれたことに心から感謝している。何度も言うが関係性オタク、こういうの大好きである。
このまま、オンラインコラボだけではなく実際に会いに行ったりしてしまうのだからこっちの情緒は追いつかない。
叶神、星川さん、にじさんじ運営、ストグラ運営、その他参加ライバーさんや切り抜きをしてくださった方、ありがとう……。噛みしめてます。
私だけじゃなかった話
さて、とはいえ本企画はすでに半年近く前のものである。
今更ハマってもな……と思っていたが先日こんな記事が出た。
どうやら、私以外にもまだにじサントスに捕らわれている方がいるらしい。
それはそう。
ここまで上げてきたように多視点切り抜き、各ライバーアーカイブなどを見るのには恐ろしいほど時間がかかる。
そのうえ、ライバーさんたちはこの後も普通に活動を続けている。
日々の配信を追いつつ、見きれなかったアーカイブを、なんて半年で終わるわけがない。
なによりコンテンツとして面白すぎて周回してしまう可能性まである。
そうして何より期待しているのはライバーさんたちの「次があるなら」という言葉である。
次があるならこっちの職業がしたいとか、こんなものを買いたい、使いたいとか、そういう話を聞くたびに第2回があればいいな……、と思ってしまう。
もちろん運営サイドはかなり大変だったようなので毎年でも!とは言わないが定期的に開催し、所属ライバー同士の交流の場として、新たな出会いの場として続けてほしいものである。