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noteに入り浸って思うこと

私が初めてnote記事を書いたのが2023年の6月、そこから一年半が経つわけだ。
特にここ半年ほどは仕事環境が変わったこともあり、閲覧、更新の頻度が増えている。
その中で少し気になったことをお話しよう。
なお、何かを批判する意図はない事だけはご留意いただきたい。


意外と多い短文記事

私の記事も短いものであれば500文字に届くかという程度だが、noteにはそれをはるかに下回る文字数の記事もある。
そしてそれらは概ね改行が多い、引用などもない。
それ、つぶやきで良くない?って内容がテキストになっている。

もちろん、noteの運用は個人の自由なのでそういう使い方をするのも全然ありなんだろう。
ただ、個人的にはそれなりの長さの文章を期待して記事を開くと、数行の、しかも改行に改行を重ねた一文で終わる。
読みにくいし肩透かしだ……と思ってしまうのだ。
数千、数万の文字数を期待しているのではない。ただ、せっかくの「テキスト記事」ならば500字以上は欲しいというわがままである。
私は文章が読みたいんだ。

あと、これは単純に好みの問題かもしれないが、短文でなくても改行がやたら多く、一文ごとに数回改行を挟んでいる縦長の文章は読んでいて疲れる。
私だって文節や段落を正しく意識した文章をかけているわけではないので、偉そうなことは言えないかもしれない。
ただ、文章を読むときはある程度行間が詰まっていると嬉しいというか読みやすいというか……。
詰まり過ぎても読みにくいが空白が多いといまいち話の内容が頭に入ってこない。
noteは仕様上、私が今書いているこの文章以上に行間を詰めることはできない。私としてはこれくらいか、もう少しだけ広いくらいがウェブ上で読むのにちょうどいい行間なのだが、古のケータイ小説のごとく、かなり行間広めな記事も多い。
そういう記事を見かけると、頭に入ってこないので早々に閉じてしまう。
ちょっと残念である。


ねぇ、そのタグ、関係なくない?

これはnoteに限らず多くのSNSやフリマアプリなどで見かけるもの。
話題のハッシュタグを大量につけてはいるものの、中身はあんまり関係ない記事だったりする。
noteだと投稿企画系のタグが多いだろうか。
企画が面白そうだと思ってタグを検索したら全然違う記事ばかりが並んでいたりとかするのだから、意味がない。
閲覧数を稼ぎたい気持ちもわかるのだが、限度というものがあろう……。

noteはテーマタグ系を複数つけれないだけまだましな方か、とは思う。
メルカリなんかは何でもありなので探したい商品にたどり着けないことだってある。
いつだったかX(旧Twitter)でハッシュタグは2個くらいが適正、なんて言われていたが確かにその通りかもしれない。
多くの人の目に留まりたいという気持ちはわかるが乱用はマイナスイメージである。


フィルターがバブルすぎる

ねぇ、ねぇ、もういいって辟易する。
一度でも記事を見れば、記事を書けば、おすすめ候補に挙がるのは仕方ないにしても反映は早いのに撤退は遅い。
もう何か月も前に見た、何か月も前の記事が永遠におすすめにいる。
どんなアルゴリズムやねん、とツッコミたくなる。
私の閲覧履歴からおすすめされている、と分かっていても何か月も関連記事を読んでいないのに永遠にお勧めにいるやつ、お前なんなんだといいたくなる。

noteではできるだけ幅広く、いろんなジャンルのいろんな話(私の意見と合うかどうかを問わず)を読みたい派なのでこの現象は非常に困る。
バブルから這い出したいところである。


AI、多くない?

生成AIなどはめちゃくちゃ議論が白熱しているし、これについては私個人も過去の記事で少し触れているが、今回はそのことではない。
最近に限らずなのかもしれないがnoteはかなりAI推進しているな、という印象を受ける。

実際にヘッダー用画像ストックは手書きや実写を上回る勢いで生成AI画像にあふれているし、記事作成についてはAIアシスタントが試験導入されている。
今後の技術発展などを思えばAIを活用したSNSプラットフォームとしてありだな、と思う部分も多い。

一方で自分の手で生み出さない文章というものに少し違和感も感じている。人の手で、その人の言葉で書く文章だから面白いというものもあるはずだ。
これは完全に好みの問題だし、閲覧数を増やすことやや表現の明確化にAIを活用したい人もいるので、やめてくれなんて、言えないのだけども。
人が書いた文章を読みたい。



noteはすごく楽しいSNSである。
創作物に限らず、いろんな人の意見がきけてイラストや写真がみれて、ノウハウを知れて、かつてのブログとTwitterとピクシブやらファンボックスも合体したような、そんな感じだ。

出来ればもっともっとユーザーが増えてにぎわっていけばいいのにと思う。

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