珈琲狂の詩(R15コーヒー≒エロス)
遠い異国からやってきたキミ
大切に育てられた美しい箱入りムスメ
ある日僕はキミに惚れ込み深海の自宅まで連れて帰った
僕の毎朝の儀式に欠かせないキミ
キミを少しずつ粉々にすり潰していく
小さな悲鳴をかき消す機械音
僕はその騒音には耐えられない
キミが放つ甘く刺激的なかぐわしい香り
キミだけが出せる香り
僕はとても興奮して心頭から震えが起きる恍惚とする
ああ、早くキミで満たされたいなぁ
焦る気持ち急かしたい気持ちを制して
キミだった何かが熱湯で少しずつ満たされ七色に輝いていく
赤褐色の泡が飽和しては沈んでいくのをゆっくりと何度も見届ける
ああ、もう少しだ
あと、少しだけ
僕はキミを飲み干して落ち着いていく
今日も素晴らしい儀式をありがとう
愛してるよ、マンデリン
公的サポートは受けられるほど重病でないものの、フルお勤め仕事ができない半病人の身、サポートしていただけるとマジでありがたいです。