#9 工事現場に満ちるロマン
仕事して、ひとっ風呂浴び、ビールを1杯ひっかける。
そんな家路につくまでの幸せな一連の流れが日常になったなら。スーパー銭湯ならぬ、ハイパー銭湯・BathHaus があなたのささやかな夢を叶えます。
こんなコンセプトのもと、2018年11月代々木上原にコワーキングスペース・銭湯・クラフトビールバーが1つになった〔ハイパー銭湯 • BathHaus〕をオープンします。オープンに先立ち、このマガジンでBathHausができあがるまでの過程やコンセプトなどを綴っていきます。
*📢コワーキングスペースはメンバーの先行申込み受付中!
#9 ロマンあふれる工事現場と、タイル選び。
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BathHausのオープンは11月末を予定している。そう、今日から数えて工期は残り40日しかない。
メキメキと、その様相を呈しはじめている工事現場。日々変化するが、そのどの段階も何だか格好いい。
先週エアー銭湯をしていた浴室は、コンクリートブロックの上に滑らかな下地が塗られていた。もうパイプは壁の中へと埋められてしまった。明日には防水工事が始まるという。お風呂の水栓やシャワーの裏側を見る機会はそうそうないだろうから、あの光景は貴重であった。
もはやこのままでも格好いいのではないか、と思わせられる現場のライティング。正直言うと不安な気持ちが顔をのぞかせる日もあるのだけど、それを吹っ飛ばしてくれるのは紛れもなく、完成へと邁進するBathHausなのである。工事現場には、ロマンが満ち溢れている。
お風呂のタイル選び
そんな中、浴槽や床に使用するタイルを選びに、タイルメーカーのショールームに赴いた。膨大なタイルの種類に圧倒されつつも、滑らない材質・浴室用途OKのものからデザインに合いそうなものを選定。
BathHausの浴室は、形は左右対称であれど、全く異なる趣きを味わえる空間にしようと画策している。週、もしくは曜日によって、男湯・女湯を入れ替えて両方のスタイルをお楽しみいただけるようにする予定である。
こうして意識してしまった帰り道には、普段は気にも留めていなかった町中の建物や塀に使われているタイルについつい目がいってしまうのだった…👀