読書メモ 『TeamGeek Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』
著者が最も伝えたかったことは?
HRT(謙虚・尊敬・信頼)を持って仕事をすることが効率的に価値あるものを届けるために最も重要だ。
最重要な概念「HRT」
謙虚
自分が絶対に正しいわけではない。常に自分を改善すること。
尊敬
一緒に働く相手を1人の人間として扱い、能力や功績を高く評価する。
信頼
自分以外の人は有能で正しいことをすると信じる。
HRTの実践ができている状態とは
建設的な批判がチーム内でできていること。個人のエゴはアンチパターンだがチームのエゴ(誇り)はGoodパターン。批判されるのは自分ではなく自分のコードだとチームの誰もが考えること。小さな失敗を許容できる環境を作り成功に向けて前進しやすくする。
そのほか学びになったこと
有害な人への対処
ねちねち言ってくるやつには事実ベースで会話する。事実以外は無視してよい。そうして優しく追い出していくか、チームのミッションステートメントを掲げすべきこと・すべきでないことを定義しておいて有害な人の発生確率を抑えるか。
チーム文化の話
著者はリモート主体であっても隣の席にいる同僚に話しかけるような感じでコミュニケーションの障壁を低くするべき、というニュアンスのことを言っている。また定期的にFaceToFaceでチームメンバーと顔を合わせると良いとも言っている。そうしたコミュニケーションをとる文化をつくることが効率的なソフトウェア開発に繋がるという。