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右目の端に一瞬の白い光が映る 暴発した兵器のような 柔らかい木漏れ日のような 疲弊し切った…
細胞が腫れ上がって 無駄な熱を得て痛むので 貧相な身体を構築する あまりに小さなそれらの中…
キンとした幻聴 無色の音 限りなく黒く 限りなく白い 午前四時半 朝刊配達のバイク いつもな…
言葉の解剖手術をしませう 落書きだらけの穴だらけ 酷く古びたトタンのその 数センチ下に捨て…
幻惑思惑で陶酔に落ちる 昨夜の夢は青い色 今日の夢は恐らく赤い 新緑の原子 結合の崩壊する事…