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結婚しなくても幸せになれる


結婚で幸せになれる?

結婚することで幸せになれるのかどうかっていうことに関しては、結構怪しくなってきています。
特に現代社会においては、人間関係が流動的になったり、SNS などで簡単にコミュニケーションも取れるようになってきて、結婚自体が幸せになれることかどうかということに関しては状況が変わりつつあります。

いい結婚をすれば寿命も長くなるが・・・

今回は、男女共に独身でも幸せになる方法を紹介します。
結婚を否定するわけでも、パートナーがいなくてもいいということではなく、独身でも幸せになる方法を紹介するものです。

カリフォルニア大学のベラデパウロ博士の研究から紹介させてもらいます。この方は数十年間も独身の人の幸福について調査されています。
科学の世界では、昔から結婚することで健康に良い効果があると言われてきています。例えば、2010年のメタ分析を見ても結婚している人の方が健康的で寿命が長いとされています。世界中のどこでも同じようなデータが確認されています。
ただし、これは質が高い結婚をできた場合は健康的になり寿命が長くなるということです。逆に、ギスギスしているような夫婦関係では、不健康になるわけです。
日本人で言うと離婚率は40%近いと言われています。そう考えると結婚にはリスクがあるのではないかとなります。

幸せのために必要なのはいい人間関係

ベラデパウロ博士の研究は2010年の調査でアメリカの国民統計を使ったものですが、既婚者と独身の人の人間関係を徹底的に調べています。
結婚することでなぜ幸せになれるのかと言うと、良い人間関係を老後も保つことができるからです。結婚することで最も信用しあえる関係を保つことができるということです。
結局、僕たちの人生における幸福度は、人間関係というものに大きく依存しています。
昔は結婚していないと人間関係を作るのが難しかったですが、今の時代は、独身の人の方が自由に行動できるので、かえって人間関係を充実させることができて、幸せで健康的なのではないかということをこの研究は調べようとしたものです。

その結果、独身の人の方が、肉親や友人、友達や同僚とコミュニケーションをとる回数が多かったということです。
ここから、独身で自由な方が既婚者よりもコミュニケーションの量が増えるので、それにより幸せになっているケースが多かったということが分かります。
結婚したことによって友達関係が減ったり、束縛が強かったり人間関係を制限してしまうような相手と結婚すると、現代においては結婚のデメリットばかりが強くなりマイナスになってしまいます。

自立している人はメンタルも安定する

2009年のマイアミ大学の研究で、結婚とメンタルに関する統計を調べていますが、独身の人よりも既婚者の方が、事故や災害時にメンタルの落ち込みやすいということが分かっています。
自立している独身の人は、事故や災害などがあってもメンタルは落ち込みにくいですが、同じ独身でも自立していない人は、既婚者の方が落ち込みにくかったということです。
自立している独身の人は、予想外なトラブルに巻き込まれたとしてもメンタルが落ち込みにくいということです。
つまり、自立して自分で稼いでいる人は、結婚しなくても幸せでいられるということです。

結婚のメリットが得られる人の特徴

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