事故に遭って、生死の境を彷徨って想ったこと
こんにちは、Shinです!
今回は”今、目の前の生活がどれだけ幸せなものかということに気づくべき”といったテーマで記事を書いていきます。
今回、このnoteの更新が3ヶ月近く空いて、久しぶりの更新になったのは理由がありました。
それは僕自身が、事故に遭ってずっと入院し、身動きが取れなかったからです。
今回はそのことも含めて、
1、今、目の前の生活がどれだけ幸せなものかということに気づくべきだということ
2、僕自身が、事故に遭い、入院中の2ヶ月間、ベッドの上で考えたこと
3、どれだけ辛い状態であっても、今、目の前の生活に感謝すべきだということ
こういった順序で書いていきます。
まず、今、目の前の生活がどれだけ幸せなものかということに気づくべきです。
僕自身、事故に遭うまでは普段、仕事して、仕事仲間や友達と遊んでって、毎日で、それなりに自由に生活していました。
しかし、人間はその生活に慣れてしまうと、その生活が当たり前だと思い、特にありがたみを感じなくなっていきます。
まるで、その生活が途切れることなく、いつまでも続くかのような錯覚をしてしまうからです。
そして、現状の生活に慣れ始めると、今度はその生活でも物足りなく感じてしまう人も少なくありません。
”人間は失敗したり、失うものがあってはじめて、その失ったものの大きさに気づく”といった言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、まさにその言葉の通りです。
僕自身、2ヶ月ほど前に事故に遭い、かなりの重傷で、生死の境を彷徨い、入院中のベッドの上でも自由に体を動かすことができず、普段、当たり前のようにやっていたことができない生活を2ヶ月ほど経験しました。
手術が終わり、ベッドの上で寝るだけの生活がスタートした時は絶望でした。
普段、当然のことのように送っていた生活のあらゆることができなくなり、朝起きてから、ご飯を食べるぐらいで、あとは何もすることができないのです。
その時にまず、一番に想ったことが、”普段の日常生活がどれだけ恵まれた生活で、幸せなものであったか”ということです。
自分の意志で体が動かせること、仕事ができること、自分の周りに仲良くしてくれる人がいるということ、人と話せるということ、自分の好きなものを食べられるということ、生活のあらゆることが本当に幸せだったということに強く強く気付かされました。
普段の日常生活って、全然当たり前のものではないし、その日常生活が突然、送れなくなるような日がくることがあるんだって、身を持って感じました。
そして、それと同時に、自分が産まれてから、ここまでこれたのに自分の家族や友達、仕事仲間など自分に関わってくれた人がいてこその自分であるにも関わらず、彼らに全く、感謝の気持ちを伝えられてなかったということに対して、ものすごく悲しく、後悔の念がありました。
事故に遭うまではそれまでの生活が当たり前だと感じていたので、そこまで強く感謝の気持ちを持つことは正直、ありませんでした。
自分はこんな恵まれた生活を送っていたのにも関わらず、どうして”感謝”の気持ちを伝えてこなかったのか、、という気持ちで、涙が出てきました。
そして、綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、”まだ死んでないからこそ、このベッドの上での生活が終わったら、自分に関わる全ての人を幸せにしたい”という気持ちが芽生えてきました。
”周りの人に多くのものを与えてもらってきたからこそ、自分がこれまで全く恩返しができなかったからこそ、この寝たきりの生活を終えたら、少しでも周りの人が良くなるように最大限の努力をして、少しでも周りの人に笑顔になってもらいたい”そう強く強く想うようになりました。
また、自分が過去に傷つけてしまった人や助けてこられなかった人のことを考えると、自分って、もっと助けになれたし、自分はその時に何もしてあげられなかったことに対して、悔やんでも悔やみきれませんでした。
僕自身、会社経営したり、お金に余裕があるような生活に憧れて、同志社大学を中退して、ビジネスをスタートさせましたが、利益を追求するあまり、今ある、目の前の幸せを忘れていました。
もちろん、お金がないと、生活できませんし、自分の身の回りの人を守るためにも幸せになるためにもお金は稼がないといけません。
僕自身、お金を稼ぐところから逃げるつもりも当然ありません。
しかし、利益ばかり追いかけて、自分の周りの大切な人をなおざりにしていたら、絶対に幸せになれないと痛感しました。
幸せは日常なんだなって、自分ってもう十分、幸せなんだなって想いました。
そして、この記事を読んだあなたは今一度、今、送っているその生活がどれだけの人に支えられて、成り立っているのかということを考えてみてください。
人間って、失って始めて気づくことの方が多いので、今ある状況や身の回りの人に感謝することが難しいものです。
しかし、もしかしたら、明日、死ぬ可能性だって、少なからずありますし、あなたが、大切にしている人に不慮の事故が襲いかかる可能性も0ではありません。
感謝できないような状態になってからではもう手遅れです。
だから、今、感謝を伝えたいと思う人には今、感謝を伝えてください。後で、後悔して欲しくないと心の底から思います。
今回は以上です。読んで頂き、ありがとうございました!
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