城下町というイメージから作られた外壁 白新線から見える風景 第2回
新発田駅、白新線の終点駅であるこの駅は利用者も多く白新線を支える駅の一つです。その外観から歴史も感じられる新発田駅を紹介していこう。
1.歴史
大正元年(1912年)信越線の駅として開業
昭和二十七年(1952年)豊栄駅まで開通したことで白新線の駅としても機能し始める。
昭和四十七年(1972年)現駅舎に改築
平成26年(2014年)外壁を城下町をイメージしたなまこ壁にするなど改装
2.特徴
位置 構内MAP
新発田駅の正面には一際長い商店街が続いている。通りには市役所や病院もあるが人があまり通ってないこともあってか残念ながら賑わっているとはいえない。
イクネス新発田 新発田駅正面から見て左側にあるガラス張りの綺麗な外観が特徴的な複合型施設。図書館を始めコンビニ、学生寮など様々な施設が入っている。その中でも新発田市観光情報センターという施設が入っており新発田駅からこの町を観光するならまずはここによってみるといいだろう。
奥にみえる大きな建物が新潟県立新発田病院。他の白新線の駅をみてもここまで病院が近い駅はない。
改札は利用者も多いことからか規模を考えると広め。しかし反対側の東口の改札が存在しないためホームに入るにはここを通るしか方法はない。
東側入口 大型バスが何台も止まれるほどの広さはあるものの改札が存在しないため地下通路を通って西口に出る必要がある。
こちらがその地下通路。エレベーターを始めとしたバリアフリー化もされておりどんな人でも利用しやすいようになっている。
今回のサムネにも採用された西口はお城のような外壁が特徴的。新発田には新発田城というお城がありここ一体は城下町として古くから栄えてきた。そんな城下町をイメージした外壁ということでこのようなデザインとなった。歴史ある新発田にぴったりな外壁といえるだろう。
3.まとめ
規模自体は大きくないが多くの周辺施設があり便利で特徴的な外壁で印象に残りやすい駅。まさに新発田市の玄関ともいえるだろう。
次の記事では西新発田駅を紹介します。