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パッヘルベル「カノン」は人生の縮図であると思う。

例えば「ボレロ」のようにクライマックスに向かって盛り上がっていく曲もいいが、最近はパッヘルベルの「カノン」が素晴らしいと思っている。

「カノン」の素晴らしさは色々あると思うが、僕の考えでは、まるで人生の縮図みたいな曲になっている。

始まりは赤ちゃんから子どものように、徐々に力強くメロディーが膨らんでいく。
そして、この曲で一番有名な「チャ、チャチャチャ、チャチャチャ チャチャチャチャチャチャチャ、チャ、チャチャチャ、チャチャチャ チャチャチャチャチャチャチャ」のとこは、いわば20代で体力的なピークである。
ただ、素晴らしいのはその後で、その有名なメロディーを踏襲しながらもムダな力の抜けた円熟した流れになっている。理想的な30代40代のようではないか。
そして、その流れを活かしながら、さらに削ぎ落とされてく50代60代。
終盤はクロージングに向けてキレイにまとめられていく。
ああ、人生の縮図ではないか!!

…うん、
まあまあ頭おかしい文章にはなってるけどね。

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