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免許更新で抗うババァ/だって女子だもの

皆さんは運転免許をお持ちでしょうか。
私は数年に1回訪れる『免許更新』が大嫌いです。

理由はいくつかあるのですが、まず
『なんか免許センターって暗くない…?』

私が行くとこだけかな…

違反者講習ゾーンはまだ分かるが、更新者ゾーンも皆、めちゃめちゃ小声。なんかそういうルールあるんかな…
まあそこは仏の気持ちで目を瞑るとして、免許センター最大の敵は

『写真の更新(撮影)』

なんで免許の写真ってあんな犯罪者みたいに写ってしまうのでしょうか。
特にカワイイ訳でもなく、更に写真写りがスーパー悪い私にとっては苦行でしかない。
しかもその写真(免許)を数年、事あるごとに差し出さないといけないという、数年続く苦行。
『今年こそは!』と、
なんとか写真写りを良くしようと満を持して挑むのですが、いくつもの障壁が行く手を阻むのです。

カラコン取れゾーン

少しでも可愛く在りたいが為に装着しているカラコンを、容赦なく取らされる。
分かります、分かりますとも。これはもう
視力をアップする<黒目を大きく見せる
という擬態装置ですから。
『バケモノはちゃんと正しき姿を晒せ』という事ですよね、分かりますとも。

取った後はなんにも見えないので、壁を触りながら歩く。この時点で、悲しきモンスター感満載。

情けない。

帽子取れよゾーン

『帽子』という単語ごと忘れてみる。

分かります、分かりますとも。
ただね、外気に触れてもう髪の毛が言うことを聞かないんですわ。
もうね、帽子がないと、手から白い粉が出てしまうくらいに、髪の毛膨らんでるんですわ。
余談ですが今の若い子たちって、サイババ知らないんでしょうね。
どれだけ浅く被ろうとも、ダメなものはダメ。

顎引けよゾーン

これはもう、1番、意味が分からない。
引いてる、引いてるって!まだ引くの!?というくらい、顎を引かされる。
もう、体感で顎の肉が前に溢れているのを感じ、いつもここで全てを諦める。
『睨まないで、リラックスして』
できませんて。

結果、毎回
『美味しいピザを焼くのに定評のある外人』
みたいになった免許を持ち歩いています。


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