学生時代の経験から、僕は会食恐怖症になった。その12
米粒です!
今回は専門学校を中退し、大学浪人をしていたころのお話をしていきます
会食恐怖症と話がそれることもありますが
全体的な説明の為なのでご了承ください
塾か予備校か?
これは父親には大変申し訳ないと思うのですが
浪人の費用は負担するとは言ってくれた父親ですが
高校のときと同様に自分は大学への興味がありませんでした
父親だけが張り切っている感じで
自分は浪人すらしたくなく
本当なら3月で中退して浪人せず名前を書けば入れる大学にでも入りたいと思っていました
しかし父親は浪人して、ある程度の大学に行くように言ってきました
そして問題になったのが
予備校に行くか、塾に行くか
でした
大学浪人をするにあたり、
一般的には予備校に通い高校と同じように勉強する人が多いです
しかし高3、いわゆる現役でもあまり勉強はせず
さらに美容学校に行っていた一年のブランクがあったので
予備校の勉強ではついていけないんじゃないかという懸念もありました
無知だったので高校時代の担任に電話してどちらがいいか聞きましたが、担任は生活リズムを維持したり仲間がいるという意味で予備校一択だと言っていました
しかしやはりついていけなくなる不安が父親にはあったらしく塾にすることに決めました
時間が合わない
父に言われるがまま塾の説明会などに行きましたが、ここで問題がありました
自分は専門学校時代の冬から学校帰りにスーパーでバイトをしていたのですが
バイトもまだ続けていました
バイトの時間は夕方17時〜23時で
ちょうど普通の塾のやっている時間と被り
あまり通えないことがわかりました
浪人生対象の塾もありましたが料金が高く
そこまでお金かける意味はあるのかな?と思っていました
父親との衝突
この時期から何百回も父親と衝突する時期がありました
まずやる気がなかった自分は説明会に行くことすら億劫で先延ばしにしていたこと
さらに塾に電話しても体験が受けられるのは3日後などもザラにあるのですが
父親にそれを話すと
「なんで3日もかかるんだ!」
と塾が毎日暇だと思ってるのか?
と思うような非常識な発言もしていました
そして3月も終わりに差し掛かったころ
リビングにいた自分に父親が
「いつまでグズグズしとるんか!早く塾決めろ!」
と言われて面倒くさくなって
適当に目の前にあった塾のチラシを見てここにすると言いました
入会
体験もせず塾に入会手続きを決めたのですが
やはり急かされて決めたところは良くないところが多いです
料金も安くなく
塾はひとコマ〜円みたいな感じだったので
通わなくていい日も多く、授業がない日は自習室がありそこで自習するということになりました
まあ、自習室に行ったのは一年で2回ほどでしたが‥(行っても携帯ゲームしていた)
不信感
そして最悪だったのが一番最初に嘘をつかれたことでした
その塾は天神にあったのですが
自分は最初の入会しますという電話のときと
現地に着いてからの説明会のとき
入会手続きのときの3回
原付で通えますか?
と念入りに聞きました
(自分は乗り物酔いや、自身のADHDの特性でバスや電車などの決まった時間のものに乗ることが困難なので)
すると塾の先生は
「1階が駐輪場になっているので大丈夫です」
とその都度答えていました
なので安心していましたが
初授業のときに1階にバイクを停めた途端、警備員のおっちゃんに
「ここは駐輪禁止!」
と言われました
「塾の先生から停めていいといわれた」
と言っても通じず、その場で塾に連絡すると先生が降りてきて
「ダメだったんですか〜」
と話していました
どうやら確認もせずに適当に大丈夫でしょうと言っていたらしく、バイク通学自体は良かったものの歩いて数分の有料駐輪場に停めることになりました
自分はこの杜撰な対応に怒りを覚え
父親に塾を変えると言いましたが
「お前が決めたとこやろうが!駐輪場代くらい言えば出してやるから通え!」
と言われ嫌々通うしかなくなりました
温度差
そこからも自分のやる気のなさと父親のやる気の温度差は広がっていきました
父親からは高校のときに特進クラスのメンバーが目指していたS大や地元の大きい大学に進学して欲しかったみたいですが、
自分は最初に書かされる志望校の欄には
地元から少し離れたいわゆるFランと言われるところしか書きませんでした
もうやる気が全くなかったので
早く受験を済ませたいとしか思っていませんでした
塾の担当も困惑していたようで
「一年あるんだからもう少しレベル高い大学目指してみようよ」
など言われましたが興味を持てませんでした
さらに先程も言いましたが塾はひとコマ計算なので
月から金まで毎日入っていたらそれこそ何十万もかかります
あくまで補習みたいな感じで
残りは自習といった感じでした
4月当初、塾の授業があった日は
水曜と金曜でした
つまりそれ以外の日は来なくてもいいということです
もちろんやる気のない自分は行きませんでした
すると父親は自分で予備校でなく塾にしろと言ったのにも関わらず
「なんで予備校みたいに毎日通わないのか!」
と何度も揉めました
家でも勉強できるし
自習室で勉強する意味がわかりませんでした
しかも駐輪場は長くいるほどお金がかかるので‥
そして父が休みの日は自分は塾に行くフリをして近所の図書館に行き勉強したり本を読むようになりました
授業日のモヤモヤ
最初は水曜の午前中に国語、金曜の夜にバイトを休みにして英語という時間割でしたが
金曜の英語の先生の都合により英語も水曜の夜になり
水曜にしか塾に行かなくていいようになりました
しかし、この水曜だけの授業が自分はめちゃくちゃ苦しかったのです、
それは塾のとあるルールでした
「塾内、飲食禁止!」
です
ブースに仕切られていたのですが
おそらく匂いがするものや
もしこぼしたときの掃除が大変だという名目上のルールだと思います
それが学校終わりの3時間ほどの学生ならまだわかります
しかし自分は水曜は朝10時から夜の20時まで塾にいたので
お腹が空かないわけがありません
昼休みはビルから出て近くの牛丼屋やラーメン屋に行っていましたが
やはり少食だったり外食が苦手だった自分は一人前も食べられないので
少ない食事量だと昼に食べた分だけではすぐお腹が空き、夜の授業までもたないことが多かったです
こっそりブースにおにぎりやパンなどを持ち込み食べていましたが頻繁に先生が見回りに来るので全く集中できませんでした
なので英語が終わったあとも本来ならさらに自習して帰ったりするのですが
自分はお腹が空きすぎて早く帰りたいという気持ちしかなく
残って勉強したことはありません
こんな状態が続いたので
「俺ってこんな状態なのに大学行けるのか‥?」
と成績ではなく食欲で不安になる面が多かったです
結局塾は12月で退会しましたが、一般的な浪人生に比べると
「ほんとにキミ受験するの?」
というレベルで勉強しなかったと思います
自分の進路は県外の、名前を書けば入れる大学でした
続きます。