こんなことあったなという話
辻村深月さんの『盲目的な恋と友情』を読んで思い出したことがあったので書き留めてみる。モラハラ男の話。
モラはよく大学の図書館に行っていたんだけど、そこの司書のおばさんと仲が良かった。どれくらい仲が良かったかというとラインを交換し、個人的に連絡をとっていた。そして私と出会う前にモラが引っ越しをした時、その引っ越し作業を手伝ってくれたらしい。え? 何が? という気持ち。実際に見たことはないけど、多分話を聞く限り50代とかの人。(子供もいた)。
最初の頃、モラの家から札駅に行くとき「忘れ物をした」と彼は家に戻った。先に行っててと言われたので私は先に電車に乗った。チカホのイシヤカフェで待っていたけれど一向に連絡がなかった。
やっと連絡が来たかと思ったらなんか変で「あ、嘘をついてんな」と思った。問いただしたらその司書の人が家に来たという。進学祝いかなんかでワイシャツを届けに来たと。え??? 何?? それでサイズが合うかどうか試着してたら遅くなったって!!! え????? ししししっししし試着? ハァ? おばさんと二人きりの家で? 思い返せば全く意味がわからない。ほんとーーに意味がわからない。頭おかしすぎだろ。今思えば、最初からそのおばさんが来るのは決まっていて、でも私と会うのも断りきれなくてキレる頭(笑)を使って合間縫って会ったのかなと思う。(だって忘れ物したほんの一瞬にそんなタイミングよく居合わせるか?)ハァ? やば??? どうやってその場を収束させたか全く覚えてないけど、この後も二人はJRタワーのレストランに行くなどしていた。(なんで私は行かせていた?)
この話に特にオチはないけれど、私はなんでこれを受け入れてたんだろう。私も頭がおかしかったんだな。
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