[日記]悪役
期日前投票に行ってきた。
政治家が怠慢だからこの社会は良くないものになっているんだ、という風潮を見かける。想い通りにならない現実を、税金の無駄遣いをしているあいつらのせいだ、という風に。でも現実は彼らは選挙で選ばれた人たちで、誰が選んだかというと私達の投票によって選ばれた人たちのはずなのだ。だから彼らが失敗をしたとしたら、「あんな奴に投票しなければよかった」「あんな奴がいる党に投票した私が悪かった」という反応になってもいいはずだ。
さて、令和3年の10月に行われた衆議院議員総選挙の投票率は55.93%だそうだ。
投票率が100%になっても税金が無駄に使われることはあるのかもしれない。
けれど、と。
本当に怠慢なのは政治家だけだろうか、偏って悪役にしてはいないだろうか。
自分自身に問う瞬間だった。
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