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230905 認知特性を知るって大事
今日も1日お疲れ様です。
数学の試験で赤点を取って、補習になった時のいや〜な思い出が夢に出てきたせいで、最悪の寝覚めを迎えたXunxunです。
なんでいきなり高校時代の悪夢が蘇るのか・・・。昨日、一昨日と気象病+偏頭痛でやられてしまっていたのを、無意識に引きずっているのかもしれませんね。。。
さて。
今日は、個人的な経験から、「認知特性を知るって大事」について、お話ししようと思います。
発達障害、というよりも、脳の認知特性に関しての話ですね。
皆さまの中には、下の本やこれに関する記事等、お読みになったことのある方も多いと思います。
この本田真美先生の著書『「医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン~(光文社新書)」に認知特性テスト』によると、人が物事を認識するとき、6つのパターンに分かれるそうです。
詳細は上のリンクで詳しく解説されていますが、概要は次のとおりです。
【視覚優位】
①写真タイプ:写真、画像として脳内に入れる人。
②3D映像タイプ:平面だけでなく、時間や空間、映像的に処理する人。
【言語優位】
③言語映像タイプ:文字を見ると、目の前に映像が浮かぶ人。
④言語抽象タイプ:文字を、図式的・論理的に理解できる人。
【聴覚優位】
⑤聴覚言語タイプ:言葉を聞いて、文字・言語として理解する人。
⑥聴覚・音タイプ:音を聞いて、音として処理する人。
これらの特性のうち、自分にとって得意な特性を用いて人間は物事を処理していきます。
(ただ、上記には体感覚(ダンスなどの巧緻性や、所謂熟練職人の指先の感覚を司るもの)といった別の認知特性は含まれていません)
特性の簡易診断テストは、下の公式サイトでできるみたいです。
(私は著書巻末の診断シートでやりました)
実際に特性診断をしてみると、満遍なく同じ、というよりも、何かしらが優位(ないしは劣位)という結果になることが多いと思います。
で、自分の場合・・・
③の言語映像タイプと⑥の聴覚・音タイプが同立優位となっていました。
逆に、最も弱いのが、⑤の聴覚言語タイプでした。
この結果。
言われてみれば結構昔から覚えがあった感覚だったので、すごく納得でした。
それは、「言われた言葉をすぐに理解できない」ということ。
何か言われたとき、私の頭の中で何が起こるかというと・・・
まず、音声の「音」として記憶 → それを文字起こし → その文字を頭の中で「再度読んで」イメージ化 → ようやく理解。
という工程を経なければなりません。
もし聴覚言語タイプが優位であったならば、耳に入った言葉をイメージ化することなくダイレクトに理解できるので、かなりショートカットできるのですが・・・
残念ながら迂回路を使うしかない、ということになります。
耳はいい方だし、授業で出てきた短い単語類は一発で覚えられる。
(だから歴史の穴埋め問題は大得意でした)
でも何かの指示だったり、長い文章類になると、音としては覚えていても、理解することまではできない。
ただし、同じ指示や文章が「文字になった状態」なら全く問題なく覚、すぐに理解できる・・・等。
幼少時からのエピソードも、こうして認知特性を調べてみると、だからだったのか、と納得できます。
先ほどご紹介したサイト内でも解説されていたように、自分の長所となる認知特性を生かした勉強/仕事方法をとれば、より効率が上がりますよね。
他方で、自分の苦手を把握しておくことも、とても重要です。
自分の場合、耳からの指示は咄嗟に理解できないことがあるので、聞き漏らしや勘違いなどのミスを防ぐためにも、なるべくチャットやメールなどの形をとるようにしてもらっています。
送受信履歴が残った方が、言った言わない問題もなくなるし、互いにとってメリットですからね。
ということで、本日は「認知特性を知るって大事」についてでした。
では最後に、表題の写真の紹介を。
![](https://assets.st-note.com/img/1693882537677-2D8jyQPT2M.jpg?width=1200)
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厳しいお顔ですが、静寂な雰囲気も相まって、妙に落ち着いた気持ちになったことを覚えています。
今日もお付き合い下さり、ありがとうございました。