書きたいことなんてない。
「どんなテーマでも、ライターが書くのは人間の面白さ。その人間がなんで面白いのかを背景とか時間から紐解いていく。」
この言葉を聞いてしまったら、やっぱり「書きたい」と思ってしまう。
「文章で生きるゼミ」今回のゲストは、ノンフィクション作家の中原一歩さん。今回で講義は4回目になるが、ゲストの方が文章を書き始めたきっかけを聞くと、(当たり前だけど)すごく遠い存在なのを実感する。
今日の気づき
知識も技術も考え方もたくさん学びがあったけど、自分ははじまりにも立てていないと思ったので…
・エッセイストとライターのちがい。
エッセイストが書くのは、「自分から見た世の中」
ライターが書くのは、「世の中の文脈」
書くことを仕事にするなら、企画をたてて書いていくライターのほうがやりやすいみたい。でもどうしよう、世の中に対して問題意識とか持ったことなかったーーー。当たり前のことに、文脈を探していく訓練をしていこう…。
「書きたい」への情熱
中原さんの書きたい人、書きたいことへのアプローチの仕方がとても印象的だった。返事がなくても、折をみてはがきを送り続けたり、その人の周りから取材しつくしたり。すごいなあと思ったし、それほど書きたいと思えることがあるのが素敵だと思った。
中原さんが書きはじめたときは、自分が書きたいと思う場所(媒体)と、このテーマを書きたいと思う原体験があった。
わたしは、どうしても書きたいと思うこととか、書きたい媒体があるわけじゃない。書きたいことがないのに何か書きたいと思うのはおかしいのだろうか。
でも見つかるまでは、とりあえず何か書いていようと思う。