まだバイトで消耗してるの? 大学生の僕がフリーランスで$10,000以上稼ぐようになるまでの軌跡
追記 Aug 3, 2020
当初この記事は$5,000を超えた時点で執筆しましたが、2020年7月の上旬にTotal earningsが$10,000を超えた旨のお祝いメールがUpworkから届きました。クライアントに感謝。
大学生になったら、でかいことをしたいと思っていました。入学当初はバイトでほぼ最低賃金で働いていましたが、俺はこんなもんじゃないと思いながら自分にできることはないかと模索していました。
見つけたのがUpwork。サイト自体日本語に翻訳されていないし、サイト上の公用語は英語、もちろんサポートも英語です。ここで翻訳者として登録し、今まででUSD10,000以上トータルで稼いできました。
最初の仕事を受けるまで
2019年4月 とりあえずUpworkに登録。
5個くらい仕事にApplyしてみるも、クライアントからの返事が全くなく、挫折。
2019年5月 暇ができたので仕事探しに本腰を入れる。
15個くらいApplyしてみると、はじめての仕事が決まった。Aliexpressを日本人が使えるように紹介するブログ記事を英日翻訳する仕事だった。当時は6000 wordsで$140頂いたみたい。$0.023/wordなので、正直初心者にとっては高額すぎる案件でした。なんでクライアントはそんなにくれたんだろう。
波に乗るまで
そのあとも月1〜2くらいプロジェクトを受けて、コンスタントに活動してきました。履歴書をちゃんとしたフォーマットでつくり、Cover letterをネイティブの友人にチェックしてもらったりして、クライアントが自分を信頼できるように心がけました。
同じクライアントから2度めの仕事を依頼されることもありました。
いつ仕事をしているのか
私は基本的には医学部の大学生なので、勉強をしていますが、普通の大学生と同様、バイトをする時間もあります。そのバイトの時間をフリーランスのしごとで稼いでいるわけです。具体的には
・ 春休み・夏休み・冬休み
・ 土日
・ 海外旅行中
がメインです。平日夜はまとまった時間が取れないので、あまり仕事はしていません。土日にやる場合は、夕方まで勉強して集中力が切れたら仕事を始めるというような感じが多いです。集中力が切れていると、当然仕事の生産性は下がりますが、ダラダラ過ごすよりかはお金に変えようと思って努力しています。
あの頃の僕に伝えたいUpworkの使い方
まず、怪しいクライアントの仕事は受けないことです。実は今までに3度ほどトラブルが有りました。翻訳をしたのに「これはただのGoogle翻訳だからお金は払えない」みたいに文句を言われることが多いです。一応、UpworkはPayment protectionのシステムがあって、メルカリの取引のように一旦仲介者(Upwork)にお金がデポジットされて、クライアントとフリーランサーが合意したらそれがリリースされる仕組みにはなっています。このことをあまり理解していなかった初心者の僕はPayment method not verifiedでAmount in escrow(デポジットされている額)がゼロのクライアントの仕事を受けてしまったことがあります。それで泣く泣く$600くらいの報酬を逃しました。これを避けるためには、Payment method verifiedでかつレビューが10件以上あって☆4.8以上のクライアントとしか基本的には仕事をしないことです。
こういうクライアントは良くない例です。Job descriptionも短すぎて、いい加減な印象を受けます。
次に、プロフィール写真を設定することです。日本人は恥ずかしがって設定しない人が多そうですが、顔が見えるだけで信頼度は上がると思います。僕も明るいところで撮った自撮りの写真を設定しています。いつかスーツでプロのカメラマンに撮ってもらいたいです。
多くの仕事を受けるには、connectをケチらないことも忘れてはいけません。昔はプロジェクトにapplyするのは無料でしたが、いつからか$0.1~$1くらいかかるようになりました。connectはjob applicationに必要な仮想の通貨のようなものです。Paypal支払いで買えます。これをケチって、応募数を減らすと、当然採用される確率も下がります。$20のプロジェクトに$0.5も使うのはバカげていますが、$500のプロジェクトの応募なら$1使ってもいいですよね。使ったconnectの分は報酬で取り戻してやるという気持ちでガンガン応募していきましょう。
さらに、Invitation to interviewを絶対に受けることも重要です。自分のレビューが溜まってくると、クライアントから非公開でinvitation onlyのプロジェクトのオファーが来ることがあります。僕は今だいたい1週間に1回はinvitationが来ています。このプロジェクトは高額なものが多く、クライアントのレビューも高い場合が多いです。進行中のプロジェクトで忙しくて、新たに仕事を受けられないときでも、その旨を説明したメッセージと履歴書をクライアントに送り、「今は無理だけど絶対今度手伝うよ!」というアピールをしておきましょう。
そして何よりも重要なのが、自分の評価を高めることです。自慢ですが、僕は今まででレビューで☆5じゃなかったことは3回くらいしかありません。とにかくクライアントに満足してもらえるように心がけて仕事をしています。そのために連絡を密にとったり、final submissionの前に要望や質問がないか聞いたりしています。評価をコツコツためていると、ある日突然TOP RATEDになりました。どういうアルゴリズムでなるのかはよくわかっていませんが、プロフィールにこういうバッジが表示されるのでクライアントからの信頼も得られるでしょう。
最後に
バイトは社会経験になりますが、フリーランスの仕事も繰り返すうちにそのスキルは磨かれていくと思います。この仕事を初めてから自分の市場価値を意識するようになりました。
よかったらみなさんもフリーランスをはじめてみてはいかがでしょうか。質問があればコメントにどうぞ!
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