
Airwaves- BADFINGER
Pete Hamが他界したことで空中分解してしまったBadfinger。
その後Tom EvansとJoey Mollandで再結成して1979年にリリースしたアルバムがこの『Airwaves』です。
(今では何となく寝具を連想するタイトル!)
久しぶりに針を落としてみました。

オリジナルのBadfingerに比べるとライトなサウンドに感じます。でも、Paul McCartney、George Harrison、Klaatu辺りのメロディやアレンジは健在で、ヤッパリ良いアルバムですよね。
特にマッカートニー風のロックンロール・ナンバー『Look Out California』は気分が上がります。
このアルバムにはドラムでAndy Newmark、生ピアノでNicky Hopkinsが参加していて、音がグッと引き締まっています。
中でもNicky Hopkinsが参加する4曲は彼らしい繊細なタッチのピアノが印象的で、元々Badfingerが持つ哀愁味とは違った物悲しさを感じる曲に仕上がってます。
職人技ですね。
アルバムラストの『Sail Away』は彼のピアノとストリングスをバックに歌われるメロディアスな曲で、何度聴いても目頭がジワ〜ときます。
Gilbert O'SullivanやEric Carmenもチョット感じますね。
このアルバムの中で1番好きな曲です。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。