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のほほんなタイムリープ作品を見る前にこの映画を見ると現実に引き戻されるよ

タイムリープ系はとりあえず視聴してしまう傾向にあるんですけど、この作品はアタリでした。もう続きが気になって気になって。展開がサクサクで、かつどんでん返しもスゴイ。

あらすじ

主人公は、男遊びが好きな女性です。今日は彼女の誕生日で、彼女は遊び回っていました。しかしそこで、マスクを被った人物に殺されてしまいます。すると今朝に酔って寝泊まりした部屋で目を覚ましました。そして今朝行ったはずの現象が、ふたたび起こっているのです。

彼女は不気味に思いつつも今朝と同じ生活を繰り返します。そして誕生日を楽しもうとするのですが、またマスクマンに殺されてしまいます。彼女は気づきました。自分を狙っているマスクマンがいるのと、自分が殺されるとタイムリープしてしまうのだと。

ここから彼女は、その犯人が誰なのかを突き止めるためにループしまくります。

イメージトレーニング大事説が浮上する

タイムリープ系の主人公あるあるなんですけど、同じ日を毎日繰り返すことで思考と経験が蓄積して、すばらしい行動力を見せたりします。ボケーッと朝起きることもなければすべての行動に意味をもたせたりとか。

タイムリープって、何度も同じことを繰り返しているわけで、言い方を変えればイメージトレーニングを何度もしてるとも言える気がするんですよね。

というのも、実際に行ったようでも時間は戻っているわけですから、その行動はなかったことになりますよね。しかし頭の中に残っているので、それはつまりイメージでは認識していることになります。

この傾向を考えるに、日々の生活でも1日の鮮明なイメージトレーニングをしておくのは、意外と効果あるんじゃないか?と。イメージ通りに進むか/進まないかを行動の指針にできますよね。

マスクマンの柔軟性がスゴすぎる

主人公を殺しまくるマスクマン、主人公がいくら逃げ回っても最後は仕留めてくるんですけど、殺害の柔軟性が高すぎてスゴい。主人公は自分がどのように殺されるかしっているわけですから、いくらでも対策が練れます。そしてその対策をマスクマンは知る由もないのです。

しかし、殺害を成し遂げ続けるのです。もう途中から、マスクマンのバックグラウンドが気になっちゃいました。どんな傭兵だよ…と。仕事デキスギ。

頭の回転が早いし、どんな状況にも機転を利かせていました。どんだけ精密に戦略をたてればあそこまで人を追い込めるのか、そっちに興味がいくほどです。

「ハッピー・デス・デイ」が面白いのは、前半のマスクマンの狂人的強さに対して、か弱い女性が立ち向かうところかもしれません。

まとめ

よくあるタイムリープっぽいなぁと前半を観ながら思ってましたが、後半につれて「おいおいマジか」な展開でワクワクしました。死んだらタイムリープするって単純な話に聞こえますけど、めちゃおもしろいです。

グロ要素もそこまでないので、だれでも楽しめる映画だと思います。ぜひ観てみてください〜!


読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。