ムダなネットサーフィンを有益なリラックスタイムに替える工夫
ネットサーフィンで時間をムダにした経験がない人はいないでしょう。気づいたらSNSを30分見てたりしますよね。
この現象を最小限にしつつ、むしろリラックスする方法はないのか探してたんですけど、個人的な最適解を見つけたんで紹介します。
ちなみにこれができるのは、PC環境のみです。
1.BlockSiteでよく見るサイトをブロックする
まずはじめに行うのは、指定したURLをブロックしてくれる「BlockSite」をクロームの拡張でダウンロード。
ログインを済ませて、自分がよく見てしまうSNSやネットニュースメディアのURLを登録しましょう。
有料課金するとアップグレードされたサービスを利用できますが、いまのところ無料でも十分に役立ちます。
ブロックする画面はこんなかんじ。ホワイトリストモードを押すと選択したサイトだけ確認できたり、スケジュールを設定してブロックできたりと、サイトブロックを柔軟に行なえます。
2.リダイレクトに「Do Nothing for 2 Minutes」を設定する
見たくないサイトを登録したら、スケジュールの隣にあるリダイレクトをクリックします。「BlockSite」では、リダイレクト機能としてそのURLをクリックしたら飛んでいく先を指定できます。
そこで飛んでいく先として、「Do Nothing for 2 Minutes」を指定します。このサービスは、ページを開いたら2分間ぼーっとすることを促してくれるシンプルな機能を提供しています。
↑のような画面になり、波の音とともに2分間のカウントダウンが始まります。しかもマウスやキーボードを触るとまた2分からやり直し。つまり2分間はボーッとする必要があるのです。
3.「Do Nothing for 2 Minutes」を見たら手を止める
ブロックしたはずのサイトをクリックすると、「Do Nothing for 2 Minutes」が表示される仕組みができましたから、もしネットサーフィンをしたくなってもまず2分間のリラックスが先に来てくれます。
ほとんどのネットサーフィンは突発的に起こる現象なので、理性を働かせるためにこの2分が役に立ちます。ですからこの画面が表示されたら必ず2分間ボーッとする。それだけ時間のムダも減りますし、良い気分転換になるはずです。
ネットサーフィンは自分の意思だけでやめるのは難しいので、いったんリラックスさせてくれる仕組みがあるだけで、だいぶ防げるようになりますね。
「SelfControl」との使い分け方
以前noteで紹介したサービス、指定したサイトを完全にブロックするSelfControlとの使い分け方も説明しておきます。
このサービスは、ブロックするサイトを指定時間まで絶対に開けなくなります。アプリをアンインストールしても開けなくなるほど強力なので、柔軟性はゼロ。完全に絶ちたい情報を断つときは心強いんですけど、たまに必要になる情報とは相性が悪いのです。
たとえば、「午前中はSNSを見たくないけど、午後は確認したい」というニーズがあったとき、SelfControlに入れてしまうと見れなくなってしまいます。そこで便利なのが、BlockSiteです。スケジュールでブロックする時間を決められ、どうしても見たくなったらホワイトモードで確認できます。
確認できるからと言って誘惑に負けがちになりますが、その点はDo Nothing for 2 Minutesでカバーすればいいのです。
ネットサーフィンをしてもいいけど、その前に2分間はリラックスする。いったん思考を落ち着かせる。
上手にツールを使い分ければ、賢くネットと付き合えます。
ぜひ活用してみてください。