最速で資産1億円!たぱぞう式米国個別株投資を読んで
投資家グリーンです。
ここでは、前回に引き続き、たぱそうさん(以下たぱさん)書籍を読んでの感想を記していきます。
いつもと同じく、読んで(インプット)咀嚼し、発信(アウトプット)していく具合。
内容はこれから読まれる方もおられるでしょうからオブラートに包んで記しますが、多少ネタバレ要素もございますので、この点を気にされる方はお控え頂き、ぜひ本書を読んで頂きたく思います。
それでは!
【米国個別株投資の入門書に最適】
今回読んだ書籍、きずな出版さんからの『最速で資産1億円!たぱぞう式米国個別株投資』です(きずな出版さん、たぱさん、ありがとうございます)。
米国個別株投資にスポットを当てられた書籍ですが、拝読しての感想を一言で表現しますと、『米国個別株投資の入門書』に最適であるということ。
加えて、同投資へ歩みを踏み出し始めた方にとってもおさらいになることはもちろん、進む先を優しく照らしてくれる方向指示器側面も感じました。
投資である以上、ハードルの高さももちろん存在する訳ですが、そこを百戦錬磨なたぱさんが念入りに咀嚼されての入魂のまとめ。
なので、不思議とスルリと読めちゃう為、米国個別株投資の入門書に最適という訳です。
内容や個人的なポイントについてを下記で記してみます。
【今たぱさん書籍を読んで気付いたこと】
私グリーンは毎日たぱさんブログを読み、また過去のたぱさん書籍を全て拝読しましたが、それでもなお、今たぱさん書籍を読んで気付いたことがあるのですね。
これを以下でまとめてみます。
■米国株ブームとされる今、本当にブームであるのか否かについて
→スタンダードになるのではというたぱさん。
■投資信託やETF投資の一歩先へ踏み出したい時に
→投資信託やETFへ積立投資しているけど、もう少しお金を増やしていきたい時が。
投資信託やETFももちろん良いが、資産形成に時間がかかるのが正直なところ。それを改善する可能性があるのが米国個別株投資であると。
もちろん、米国個別株投資はリスキーだが、投資先を選べば楽しさも相まって投資リターンも高くなる可能性が。これが楽しさにも繋がってくると。
■再現性の高さが際立つ
本書ではコア・サテライト戦略にも触れられていますが、コア(核)となる対象には米国個別株よりも価格変動が比較的まろやかなETFを据え、その周り(サテライト)を米国個別株で固める戦略。
今戦略、私も採用させて頂いていますが、誰でも出来る再現性の高さが一つの大きなポイントだと経験から言えます。
また本書では、コアに据えるETFの選び方やそこに至るまでのたぱさんの咀嚼された考えも記されており、自身の投資方向性に迷いを持たれる方が読まれた時の灯火的側面も。
米国個別株投資にスポットを当てつつも、コアとするETFを見つけてから行う同個別株投資であれば安心感が違うと思います。
読者の方が、よりこうした腹落ちのする投資人生に繋げていくきっかけになってくれたらという考えをたぱさんが込めて執筆されたのかなと感じました私。
とはいえ、大切なのはなにより余裕資金で投資を行うという基本的なポイントや、読者により異なるリスク許容度を鑑み、株式ETFだけではない他の選択肢(道筋)にも触れられている安心さも。
【米国個別株投資のいろは】
すでに米国個別株投資をされている方にはお馴染みでしょうけど、同投資をしていく以上知っておかねばならないポイントやいろはが本書では凝縮して記されており、以下、挙げていきます。
■配当の有無、その多い少ないや企業業績との関係について
→米国企業は株主や配当についてどう考えているのか。どういうスタンスなのか。日本のそれとはどう違うのか。このあたりを意識下にしておく事は必須でしょう。
■配当を出さない、その理由と考え方について
→これも上記と似ていますが、個別株銘柄選び時の基礎となる一ポイント。
■配当が多い方が良いのか
→高配当個別株銘柄は人により人気ではありますが、重要なのは『なぜ』高配当であるのか、というところかなと。
■テクニカルやチャート分析
→かなり奥の深い分野でとっつきにくい方も多いと思われますが、本書では最低限これを知っておくと良いモノが記されています。
■企業決算や財務分析のポイントも
→米国個別株投資をする以上必須な決算確認及び分析ですが、こちらもチェックポイントが網羅され、加えて特に抑えておきたいポイント等にも触れられています。
■米国個別銘柄選びにおける最も大切なこととは。また、やってはいけないことも
→経験は大切ですが、投資人生の時間を有効に使う為にも重要なポイントは抑えておきたいところでしょう。
●投資に付き物の税金や手数料、為替コストを知る
→投資における基本中の基本、税金や手数料、そして為替コストについても抜かりなく大切な事がまとめられていて安心です。
■厳選された45銘柄
→きっと読者の方が一番知りたいのがここじゃないかなと。
45銘柄、有名なのや聞いた事のない銘柄まで盛り沢山なので、たぱさん流米国株四季報として自分なりに考えて向き合い、これを自投資にエッセンスとして使っていくのが大切なんじゃないかと。
【最後に】
ここでは、『最速で資産1億円!たぱぞう式米国個別株投資』を読んでのアウトプットを記してみました。
約半分が説明、残る約半分が厳選された米国個別株45銘柄へのたぱさんなりの深く優しい視点を踏まえた分かりやすい説明で構成されています。
自身が米国個別株へ投資をする必要性があるのか否か、また自身の環境(残された時間や年齢、資産など)により選択肢は変わる為、自分自身で投資における目的と目標を定め、それから投資をしていく。
その道筋をきっと照らしてくれるであろう本書、ぜひお手に取って読んでみて下さい。
常に思考停止せず、自分を疑い、取り残される事のないように動いていきましょう。
以上、この記事が読んで頂いた方々のお役に立てば嬉しいです。お読み下さりありがとうございます⛄
何か質問等ございましたらこちらまでご連絡下さい。