見出し画像

ごみを出さないキッチン道具/消耗品はなるべく買わない

再利用できそうな道具には、新たな活躍場所を見出して、極力新しいものは買わない。
買い物をするときは長く愛用できるもの・プラスチックではないものを購入して、なるべく使い捨てにならないことを心掛ける。

そんなことを考えて物を選ぶようになってから、特にキッチンでのごみの量と買い物へ行く頻度が激減しました。
私が意識して切り替えたもの、愛用しているものをキッチンに絞ってご紹介したいと思います。


ラップの代わり

ラップの代替品としては、こちらの記事で詳しく紹介していますのでご参照ください☟

中でもミツロウラップとフリーザーバッグの出番は多いです。
ミツロウラップは、有機野菜をまとめて購入するようになってから、主に野菜の保存として大活躍。

ラップで保存するよりも長く新鮮なまま保つことができます。
ひとり暮らしだと野菜1つを使う切るのも時間がかかるときがあるけれど、残った野菜もミツロウラップに包んで保存しておけば大丈夫。

半分にカットした玉ねぎ

野菜全体をミツロウラップで包んで野菜室へ。
このミツロウラップは5年以上我が家で活躍してくれています。

あるいはシリコンバッグに入れて保存。

アボカドをカットしてタネを取って、皮ごと冷凍保存

フリーザーバッグは普通のジップロック的なやつなのですが、冷凍保存の時に重宝しています。
基本的にまとめ買いした野菜をカットして、冷凍庫で保存。
使い終わったら洗って再利用。
そんな感じです。
プラスチックなのであまり好きではありませんが、購入したものが使い切れずに余っているのもあって、そのまま使い続けています。
余っているのに使わずに捨てて、エコなものに切り替えることは結局エコではないですからね。
野菜だけいれていると特に汚れもひどくないので、穴が開くぐらいまで使い倒してからさよならしています。笑

クッキングシートの代わり

お菓子作りが好きな人は、クッキングシートもよく使うと思いますが、我が家ではほとんど出番がありません。
おそらくクッキングシートも何年も買い直していない気がします。

お菓子作りで使うものは、cottaのシルパンというもの☟

ジンジャークッキー

細かい穴が開いているような網目状で、クッキーがサクッと焼けるという代物。
正方形や長方形があるので、オーブンのサイズに合わせて購入できます。

基本的にこのシートはクッキーやスコーンなど、ザクザク食感が必要なお菓子を作るとき。
それ以外のときは、こちらを愛用しています☟

同じく洗って繰り返し使えるシート
自由にカットできるので、オーブンの天板サイズに合わせて切ったり、お菓子の型に合わせて切ったり。

お菓子作りをする時、型にクッキングシートを敷くのが地味に面倒くさいのです。
型の大きさ通りにシートに目印をつけて切って、型にはめ込むっていう作業がどうにも好きになれなくて。
でも、これを購入してからはその悩みから解放されました…!

パウンドケーキ型

よく使う型通りに切って、型に入れたまま保管しておく。
使う時はそのまま使用して、使用後は洗って乾かす。
ちょっとした工程が省けるだけでも、お菓子作りのハードルは下がります。
使用頻度が少ない人には向かないかもしれませんが、お菓子作りが趣味な人にはぜひおすすめしたい。

キッチンペーパーの代わり

紙のキッチンペーパーも1年に1回買うかどうか。
その代わりに活躍してくれているものは、綿100%の「布巾」

たとえば、豆腐の水切りをしたいときは布巾に包んでざるの上に置いています。

重しはスキレットの蓋
重しとざるは日替わり

愛用しているのは無印良品のもの☟

3年くらい前に購入したのですが、まだ2~3枚程度しか使っていないのでまだまだ新品なものが余っています。笑
丈夫だし、綿100%でセットでこの値段というところが素晴らしい。
洗った野菜を拭いたりするときにも使用しています。

乾燥中

使用後は煮沸消毒して、乾いたらまた使う。
煮沸消毒の仕方はこちらに記載しています☟

そしてこちらの容器も愛用中☟

ざるの網目が細かいので、ヨーグルトを入れて冷蔵庫に入れておくだけで簡単に水切りヨーグルトができます☟

自家製豆乳ヨーグルトの水切り

ヨーグルトだけでなく、水洗いしたサラダの保管などにも使えます◎
ざるを取っても蓋は閉まるので、普通の保存容器としてもOK!
素材がステンレスなのも素晴らしい。

そしてせいろを購入してからは、蒸し布もクッキングシートの代わりになってくれています。

パンがふわっと復活

最初は無印良品の布巾で代用していたのですが、やっぱり網目がないのでパンなどがべちゃっとしやすい気がして、蒸し布に切り替えました。

蒸し布って意外と化学繊維であったり、漂白済みのものがあったりするので、無漂白かつ綿100%のものを探しました。

スポンジの代わり

我が家ではスポンジの代わりに「びわこふきん」を採用していることは以前もお伝えしました☟

油汚れでなければふきんだけで汚れは落ちるし、汚れがひどくても石鹸を泡立てて洗えばOK!

定位置

スポンジと違って煮沸消毒して清潔を保てるところが1番の魅力だと思っています。

普段の台所

聞くところによるとスポンジで食器を洗うだけでも、マイクロプラスチックが流れ落ちているのだとか。
そう考えると、やっぱりなるべくプラスチックの物は買わない選択をしていきたいと思いますね。

キッチンタオルの代わり

キッチンやテーブルの掃除用タオルの代わりにはウエスを採用☟

好きな大きさにカット

こちらは使い古したバスタオルを小さく切ったもの。
バスタオルと言っても、「バスタオル」と名の付くタオルは私にとってはサイズが大きいので、「フェイスタオル」サイズの物を愛用しています。
このサイズの方が乾きやすいし、扱いやすいので好き。
そして「タオル」や「布巾」と名の付くものは全て綿100%で揃えています。
洗濯の時もマイクロプラスチックは流れ落ちていくらしいので。

ウエス入れ

切ったものはこのバッグにまとめて入れて保管して、食器棚とシンクの間にぶら下げています。

食器棚横

最初はこの隙間に手を入れてウエスを取り出していたのですが、出しっぱなしにしていることもしばしば。

どこにあるかお気付きでしょうか…
白い布の上に置いてまぎらわす作戦

ここです。笑
小さめに切っているのは、主に汚れた部分だけを拭きとる際に使うから。
テーブルを拭くのもこのサイズで十分。

このウエスは1日で使い切るスタイルです。
キッチン掃除用のタオルって、スポンジと同じく手洗いしても本当にきれいになっているのか衛生面が気になって…。
毎日煮沸消毒するのも大変だし…。
ってことで、そもそも捨てる予定だったタオルだし、1日の終わりに使い倒して捨ててしまえばいいじゃん?ってことになったわけです。
朝新しいウエスを取り出して、夜にシンクを掃除する際にもそのウエスを使って捨てる。
1日1ウエスにしてから、よりキッチンを清潔に保てるようになったような気がします。

ティーバッグやコーヒーフィルターは買わない

基本的には白湯や常温の水を飲むことがほとんどなのですが、たまーに緑茶や紅茶、コーヒーを飲みたくなる時があります。
なので、一応嗜好品としてキッチンにはストックしてあります。

ただ、ティーバッグやコーヒーフィルターも立派なゴミ。
しかもプラスチックであったり、漂白されているものが多いのです。
そんなことが気になるようになってから、茶葉だけであったり、フィルターのいらないインスタントコーヒーを買うようになりました。
コーヒーの香りは好きだけれど、そこまでこだわりはないのでインスタントでも十分だったりします。

その時に活躍してくれるものが茶こし

緑茶

こんな感じで茶葉を茶こしにいれてお湯を注ぐだけでおいしいお茶がいれられます。
一時期、急須を買おうか迷ったこともあったのですが、「茶こしさえあれば容器いらなくない?」ってなってやめました。
道具はこれ1つでじゅうぶんです。

大きめのビーカーにまとめていれることもあります。

こちらも緑茶
豆皿を茶こしの上に置いて蒸らし中
小鉢に茶こしと豆皿を移して終了
茶葉

寒い日は余計に温かい紅茶や緑茶を飲みたくなります🍵

ちなみにこの使い終わった茶葉も再利用します。
ほうきで床を掃除するときに床に撒き散らすだけ。
ほこりとくっついて掃除がしやすくなるのです。
掃除機を断捨離してほうきに切り替えてから、こういう使い方をするようになりました。
ただ、床によっては茶葉の色が移ったりすることもあるみたいなので、お気を付けください。

そして、この茶こしのすごいところは、網目がめちゃくちゃに細かいのでコーヒーの粉も濾すことができるところ。

コーヒーの粉をいれてドリップ

最近コーヒーを飲めるようになったのはいいもの、コーヒー道具を揃えるとなると結構大変。
出費もかさむし、コーヒーに詳しくもなければこだわりもない。
かと言ってコーヒーフィルターを毎回購入するのもエコではないし…。
そんなことを考えているときにこの茶こしを見て、「目が細かいからフィルターとしても使えるんじゃ?」と思い至ったわけです。

結果ばっちり使えました👌
粉末が流れ落ちることもなく、しっかりドリップすることができました。
ただ、この使い方は公式では特に説明がないので、私が勝手にやっているだけ。笑
おそらくコーヒー上級者になると物足りなくなったり、専用フィルターとなにか違いがあるのかもしれませんが、私にはこれで十分。
いろいろ揃える必要がなくなって、代用できる方が今の私には心地いい。
コーヒー初心者のうちはこれで過ごそうと思っています。

手作り米粉のシナモンロール

おいしいコーヒーに合うものはなにか考えながらおやつを作ることも楽しいのです☕

実はこの茶こし、飲み物だけではなくて、お菓子の粉類のふるいとしても使えます。
小麦粉を使ってお菓子作りをしていたときは、粉類を大きいふるいにかけなければならなかったのですが、米粉を使うようになって、ふるいにかける作業は省けるようになりました。
ただ、ちょっとしたデコレーションのときにふるいが必要なときがあります。
最後の仕上げでココアパウダーやココナッツパウダーをふるったり。
こういうときは大きなふるいを使うほどでもない。
むしろ小さいほうが飛び散る心配もなくて使いやすい。
ここで茶こしの出番です。

ココナッツパウダーを茶こしにかけて

お菓子作りの仕上げには粉糖をふりかけるようなレシピがたくさんありますが、私の場合は精製された砂糖は使いたくないので、ココナッツパウダーで代用しています。
ココナッツパウダーもしっかりこして、見栄えをよくしてくれます◎

この茶こしは、金網つじのもの。
その名の通り金網を使った道具を1つ1つ手作りしている伝統ある京都のお店です。
銅でつくられているので、丈夫で経年変化を楽しみながら長く使い続けられるところにも心を惹かれました。
残念ながらAmazonではステンレスの物しかありませんでしたが、こちらも素敵です☟

楽天ROOMには銅製のもので載せていますので、そちらもご覧ください。

代用できるものは意外とたくさんある

ここ数年で少しずつ断捨離を進めてきてわかったことは、1つの道具で何役も担ってくれる優秀な道具が世の中にはあふれているということ。
ただその優秀さに気づかずに、専用の道具をそろえてしまって、ポテンシャルを発揮できずにいる道具が数多くあるように感じます。

1つで2役、3役も活躍してくれる場所を見つけてあげられると、発見できた喜びを感じられるし、その道具により愛着がわくような気がします。
代用できるものを考えることで洗練された道具だけが残る。
物も減って片付けもしやすくなる。
より愛着を持って長く使えるようになる。
良い循環が自分のおうちの中で生まれていると思うと嬉しくなりますね。
また何か発見できたら記録していきたいと思います🌷


■Instagram:日常/ごはん・インテリア多め☟https://www.instagram.com/xoxo.o0/

■楽天ROOM:実際に購入してよかったもの☟https://room.rakuten.co.jp/room_xoxo.o0/items


■関連記事☟

いいなと思ったら応援しよう!

とと🌻無理しない暮らし
ありがとうございます🌷