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最近のヘアケア事情/湯シャンとヘアオイルだけ
スキンケアもコスメも究極にシンプルにして、食事と睡眠を大切にするようになってからは、肌荒れにも悩まされなくなったし、お金の節約にもなるし、私にとってはそれが心地よい方法だと感じるようになりました。
そしてヘアケアもシンプルにできないかなあと感じるようになって、1年程いろいろ試しながら自分にとっての不要と必要を見極めてきたので、今のヘアケア事情についてお話ししたいと思います。
湯シャンへの移行
シャンプーを当たり前のように使ってきたけれど、最近耳にするようになった湯シャン。
シャンプーは界面活性剤など強力な洗浄力があるものが多くあって、私の場合は低刺激かつ成分がシンプルなものを選んではいたのだけれど、
「日常生活の汚れはお湯でもじゅうぶん落ちる」
「シャンプーで洗うほど頭皮を傷つけたり、必要な油分までも取り除いてしまう」
「シャンプーは水質汚染の原因」
など、シャンプーを使うことへのデメリットについても学び、考えるようになりました。
正直、何が本当かはわかりませんが、基本的になくせるものはなくしても良いんじゃないかという考えなので、ちょっと試しにやってみよう、と思ったわけです。
そこで2年程前から徐々にシャンプーを使う頻度を減らし、湯シャンに切り替えていきました。
結論からいうと、毎日のシャンプーは不要になりました。
すぐに湯シャンに切り替えるのではなくて、週に1回だけ~徐々に湯シャンの頻度を増やしていく形をとりました。
今まで当たり前のようにしていたことを一気に変えることは何事も負担がかかります。
突然毎日湯シャンに切り替えてしまうと、髪の油分が原因でベトベトするように感じたり、汚れがとれていないように感じてしまうこともあると思います。
身体も適応しないし、慣れないことにストレスを感じて、結局継続することが難しくなる。
徐々に湯シャンの頻度を増やして、週に1~2回くらい気になるときにシャンプーをしてリセットすることを繰り返し、それが2週間に1回だったり、シャンプーの頻度を徐々に減らしていくことで、最終的にはシャンプーがなくても気にならなくなりました。
私も完全に湯シャンへ切り替えができたのは、3ヶ月程度経過してからだったように思います。
ただ、注意が必要なのは、お湯では落とせないワックスや日焼け止めスプレーを髪に使用している人は、湯シャンに切り替えることが難しいこと。
湯シャンに切り替えたいのであれば、頭皮や髪に使用するものはお湯で落とせるものや落とさなくても大丈夫なもの(洗い流さないトリートメントなど)である必要があります。
私も仕事で外回りをしている時は、髪にも日焼け止めスプレーを使用していたので、その時はしっかりシャンプーで落としていました。
なので、外回りの仕事が終了してから、湯シャンに完全移行できましたね。
湯シャンの手順
湯シャンって、ただシャンプーをなくしてお湯で洗うだけになるから簡単!っていうイメージがあるかもしれませんが、実際のところは違います。
大切なのは、湯シャンをする前にしっかりとブラッシングをすること。
ブラッシングで頭皮や髪の汚れを十分に落とした状態で湯シャンをすることが大切。
私が使っているのはベストバイ2024年の記事でも紹介したこのブラシ☟
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コンパクトかつ頭皮マッサージ的にも使えるので重宝しています。
似ているブラシもたくさんありますが、私が重視したのはコンパクトさ。
旅行にも持って行きたいし、以前大きいブラシを使っていた時は細かい部分のブラッシングが難しいな~と感じて、こちらのブラシにたどり着きました。
ただ、こちらはあくまでも入浴前に使う用。
やはり1日の頭皮や髪の汚れを落とすために使用しているので、朝など髪を整える用としては使用していません。
湯シャン前に使う専用ブラシというイメージですかね。
もちろん清潔を保つために、頻繁にブラシの汚れを掃除することも大切。
湯シャン前にしっかりとブラッシングをしたら、お湯で洗うのですが、その時に使用しているブラシがETVOSのリラクシングマッサージブラシ☟
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これで洗うとめちゃくちゃ気持ちいのです。
ゆっくり時間をかけて頭皮マッサージをしながらお湯でしっかりと洗い流します。
実はこのマッサージブラシを使う前はWeledaのものを使っていたのですが、なんだか物足りなくて…。
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おそらくシリコンの突起部分の強さが私には弱かったみたい。
あと、持ち手の部分は竹でできていて、購入する前から「カビるかな~?」なんて思いながらも購入したのですが、予想通りカビました。
キッチン道具にしてもなんでもそうなのですが、カビだったり、汚れが入りやすくなるので、なるべく継ぎ目のないものを購入するようにしています。
見た目だけで買うべきじゃないです。
これで再度学びました。
ちなみにWeledaというブランドが悪いわけではなくて、商品による、ということ。
Weledaのボディオイルは長年愛用しているお気に入りです☟
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これまた香りがとってもよくて、ボトルがガラス製なのもいい◎
伸びも良いので使いやすいです。
お風呂上りに身体をタオルで拭く前にボディオイルで身体をマッサージすると、タオルで拭かずとも水分もほぼなくなるし、肌の乾燥も気にならなくなりました。
香りはその時の気分で変えていますが、シトラスとラベンダーがお気に入り。
湯シャン後はヘアオイル
湯シャンに切り替えようと思ったタイミングで、トリートメントやコンディショナーも徐々に回数を減らしていきました。
いつからかは忘れましたが、洗い流すタイプのトリートメントは水質汚染であったり、流したトリートメントが身体に付着している感じがしてあまり好きにはなれず、数年前から洗い流さないタイプのトリートメントを愛用していました。
なので、シャンプーの回数を減らすことと同様に、シャンプーをした日だけトリートメントをするように切り替えていったのです。
ただ、お風呂上りにドライヤーをするので、その熱から保護するためにタオルドライ後にへアオイルを使って髪を保湿するようにしていました。
愛用していたのはあんず油☟
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とにかく香りが好き!
椿油を使っていた時期もありましたが、香りは断然あんず油がいい!!
あんず油を髪全体になじませて、粗目のコームで髪をとかします。
先ほども記載したように、ここでは湯シャン前に使ったブラシは使わないようにしています。
目の細かいコームだと髪を傷めやすいので、粗目のコームを使うことがポイント。
私は一石二鳥ということで、粗目と細かめ目の両方がついているコームを愛用しています。
ヘッドマッサージ
顔のたるみも気になってくる年頃なので、顔や身体だけでなく、頭皮のマッサージも意識するようになりました。
人間一枚皮ですからね。
頭皮もしっかりケアしないといけません。
湯シャン前と湯シャン中のブラシも十分気持ちいいし、良いマッサージになっているのですが、私は朝もヘッドマッサージをしています。
そのときに使うものがこちら☟
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これは2年くらい前に購入したのですが、未だに私の中のベストバイとして君臨しています。
この5つの突起部分でブラシのように頭皮マッサージをするんですが、めちゃくちゃ気持ちいいです。
先端の2つの突起部分は、顎や眉毛のラインに沿わせて顔のマッサージにも使えます。
朝からリラックスかつリフレッシュできて、浮腫みも軽減する神アイテム。
楽天で購入したのでAmazonでは同じものは見つけられませんでしたが、似たものがあったので載せておきますね。
実際に購入したものは楽天ROOMにまとめているので、この記事の最後に載せているリンクからご覧ください。
湯シャンのメリット
旅行の持ち物が減る
旅行好きにとってはありがたいメリットですね。
まあ、国内旅行とかであれば大抵シャンプーやトリートメントも備え付きのホテルが多いので問題ないかもしれませんが。
ただ、敏感肌だったりすると備え付けのものが使えなかったり、こだわりがあってお気に入りの物を持参する方もいるかもしれません。
そういう方にとっては、湯シャンに切り替えれば荷物は減ります。
私もワーホリ渡航の時はシャンプーもトリートメントも持参せず、現地でも調達していません。
ただ、ヘアオイルのあんず油は見つけられなかったので、今は食品用のココナッツオイルで代用しています。笑
香りが違うだけで特に問題ありません。
ボディオイルとしても使えるのでめちゃくちゃ万能。
費用がかからない
シャンプーもトリートメントも消耗品なので、不要になればその分の費用は浮きますよね。
ストックが切れている、定期的に買い物に行く、値上がり、合うものがない、などのプチストレスから解放されます。
掃除が楽
特にトリートメントを使った後、浴室の床がヌルヌルすることがあったのですが、使用しなくなってからは悩むことが減りました。
基本的に浴室で使うものは石鹸だけになったので、シャンプーやトリートメントのボトルのヌルヌルにも困ることがなくなりました。
浴室が汚れる頻度が減ったように感じます。
ちなみに石鹸は洗面所でも浴室でもこんな感じで浮かせています。
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ヌルヌルから解放されるので、もうこれ以外のものには変えられない。
身体の肌荒れも減る
最初は気付かなかったのですが、湯シャンに切り替えてから身体の肌荒れみたいなものが減りました。
おそらく洗い流すタイプのトリートメントを使っていた時は、気を付けていたつもりですが、背中などに流したトリートメントが残っていて、肌荒れに繋がっていたのだと思います。
湯シャンのデメリット
慣れるまでに少し時間がかかる
完全に湯シャンに移行するまでに時間がかかることは、少しストレスに感じるところかもしれません。
最初は1日シャンプーで洗わなかっただけでも、汚れが残っているような感覚だったり、髪が油っぽく感じたり。
結局そういう不安に耐えられなくて、途中で断念してしまう人も多いような気がします。
合う・合わないがあると思うので、それを見極めるのは時間がかかって、大変かもしれませんね。
工程に意外と時間がかかる
湯シャンって聞くとシャンプーの時間が減るから楽になると思われるかもしれませんが、湯シャン前のブラッシングが必要だったり、お湯でしっかり洗う必要があるので、意外と時間がかかります。
もしかしたらお湯を使う量は、シャンプーやコンディショナーを使っていた時とあまり変わらないかもしれません。
なので、楽そうだから湯シャンに切り替えたい、と思っている方には向かないかもしれませんね。
確かにシャンプーやトリートメントを買いに行かなくて済んだり、汚れが減ったりという面では楽になるかもしれませんが、「頭を洗う」という意味では楽になるわけではないと思います。
人には言いにくい
湯シャンって皆さんどういうイメージがありますか?
これは私の勝手な偏見なのですが、湯シャンについて詳しく知らない人に「シャンプーは使わず、お湯だけで洗っています」と言うと、不潔な人だと思われないかな?と心配になります。
なので、誰にも言っていません。笑
どれくらいの人が理解してくれるのかしら。
まあシャンプーの有無を問われる場面なんてないので、あまり考えなくていいことではありますが、時々「シャンプー何使ってる?」と問われた時が1番困ります。
そういう時は、ちょっと濁して「石鹸使ってる」とだけ答えています。笑
胸を張って「湯シャンです」と言える社会になることを願います。
結局シンプルがいちばん
メリット・デメリットはそれぞれありますが、私にとってはメリットの方が大きかったので、おそらくまたシャンプーを使い始めることはないんじゃないかな~と思っています。
もちろんオーストラリアでも湯シャン継続中です。
ホームメイトとバスルームは共有なのですが、バスルームに置いている物が少なすぎて、「これだけで足りるの?」と心配されるほど。笑
どんどん身の回りで必要なものが減って、身軽になっている感覚。
私にとっては、その道のりがすごく楽しいのです。
いろいろと試しながら、自分にとっての不要・必要を見極める日々は
これからも続いていきそう。
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