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縄文杉を拝むまでの記録/約11時間コース

去年の7月に念願だった縄文杉を拝むことに成功しました。
ずっと行きたいと思っていたけれど、時間とか金銭面とか色々と理由をつけては行くことができず。
ただ、年齢を重ねてから行くことの方が体力的に難しい場所でもあるし、友達も一緒に行きたいと言ってくれたことが後押ししてくれて、ようやく行くことができたのです。

早めに記録しなきゃと思っていたら、もう年明けてますね。
登頂後に色々と感想なんかをメモ書きしていたのに、それすらもどこかへ消え去り白紙状態です。
とにかく思い出話や持ち物なども含めて、思い出しながら記録しておきたいと思います。


準備

登頂を目指すためには無駄のない準備が不可欠。
私は自然が好きだけど、登山やトレッキングを頻繁にするわけではなく完全に初心者。
最近登ったのも高尾山程度。
情報収集しておいて損はないと思って、色々と調べてから行きました。
舐めてかかっちゃいけません。

ホテル予約/ツアー申込み

鹿児島旅行は3泊4日で計画していて、屋久島に到着後、翌日に縄文杉へ行くプランでした。
ホテルと飛行機を予約するときに追加プランとしてホテルまで送迎してくれる「縄文杉トレッキング」のプランがあったので、そちらを一緒に申し込みました。

やっぱり初心者はガイドさんが必要不可欠だと思います。
縄文杉までの往復となると約11時間の長丁場になるので、ペース配分がとっても重要
明るいうちに帰って来るためにも休憩のタイミングや時間、ルートの案内やペース配分を仕切ってくれるガイドさんと一緒に行くべきです。

ガイドさん曰く、コロナ期間中は途中までハイペースで進んでツアー参加者を意図的に疲れさせて、縄文杉まで行けない状況にして引き返すことを余儀なくさせる、なんていう悪徳ガイドなんかも居たそうですが、今はほぼ居ないそうです。
正直ガイドさんの当たりハズレは運というしかありませんが、口コミを参考に予約した方が良いと思います。
ガイドさん同士は仲が良いみたいで、トレッキング中もコミュニケーションをとっていて、「今はそういう人はいないかな~」と言っていたので、大丈夫かとも思いますが(ただ約1年前の情報)。

私たちのツアーガイドさんはとっても良い人で、ランチ休憩の時にはお味噌汁をくれたり、撮影用に小道具を持参してくれていました。
どうりでバカでかいリュックを背負っていたわけです…。
何が入っているんだろう?なんて思っていましたが、携帯トイレであったり、ツアーに参加する方のための非常時用や娯楽用として荷物が多くなっていたみたい。
ありがたや…!

聞いてみるとガイドさんは週3~4日程度、縄文杉まで往復しているそう。
強者すぎ…。
私はもう二度と登れる気がしません…。
ガイドさん的にはそれが日常になってしまって、身体もそれで覚えてしまったせいか全然痩せなくなったって嘆いてました。
習慣化ってすごい…。

屋久島は縄文杉以外のコースもたくさんあります。
谷雲水峡コースは、もののけ姫のような苔むす森があって、往復4~5時間程度のトレッキングなので体力に自信のない方向け。
調べてみると、初心者は「谷雲水峡コースの翌日に縄文杉コースへ行く2日間プラン」をおすすめする方もいらっしゃいますが、今回の旅行日程では日数が足らずに断念。
縄文杉へ行った後に思うことは、「2日間なんてとてもじゃないけど無理」です。
確かに身体慣らしとして2日間挑戦するのもいいかもしれませんが、私的には翌日の縄文杉に行けない可能性の方が高まる気がして…。
谷雲水峡コースに行っていないので、難易度や大変さを知らないのですが、翌日に筋肉痛になったり、尋常じゃないくらい早起きしなきゃいけないので前日の疲労が残っていたら、とてもじゃないけど縄文杉までの往復を最後までやりきれる気がしません。
私的には「縄文杉を拝みたい!」という明確な目的があるのであれば、その1日にすべてを掛ける方が良いような気がします…。
谷雲水峡コースはより初心者向けなので、もう少し歳をとってからでも機会があれば行けるんじゃないかな、とも思ったり。
ご自分の目的や体力と相談して決めてみてくださいね。

服装

服装はとにかく悩みました。
私が行ったのは7月下旬。
屋久島自体は半袖で過ごせますが、トレッキング中はほぼ雨だし、寒暖差が激しいので、脱ぎ着できる服装がベストです。

・半袖
・パーカー(防水/ラッシュガード)
・ウィンドブレーカー(防水)
・パンツ(防水・カッパ仕様)
・帽子(防水)
・厚手の靴下

持参したものはこんな感じ☝

基本的に防水仕様の薄手の生地を着用
半袖はユニクロで購入した綿100%のもの。
その上に水着のセットで購入したパーカータイプ(フードなし)のラッシュガードを着用。
その上に登山用の防水仕様のウィンドブレーカーを。

ボトムスは雨が降ってきた用の雨具と使い分けるか悩んだのですが、登山用の防水パンツを姉が貸してくれたのでそれだけ。
ポイントは「薄手」であること
雨具系って厚手で通気性が悪いものが多いのですが、縄文杉のトレッキングには向かないと思います(特に夏場)。
登っている時は暑くて汗もかくので、通気性が悪いと蒸れて熱中症のリスクも高まります
人によっては通常のボトムスの上から着用する雨具用のボトムスを別で持ってきて、雨が降ってきた時にだけ着用する人も居ました。
それでも良いと思うのですが、結構履き替えが面倒です。
トレッキング中は雨が降ったりやんだりなので、その都度脱いだり、着たりするのは結構ストレス。
ボトムスの着脱時はトレッキングシューズもいちいち脱がなければなりませんからね。
私的には、ボトムスは防水用1着履いて行って正解だったかな~なんて思っています。
ただ私は夏のトレッキングなので、冬の場合はあまり参考になさらないでください。

レンタルしたもの
・トレッキングシューズ
・トレッキングポール(2本)

ホテルにレンタル品が備え付けられていたので、上記2つはレンタルしました。
ホテルやレンタル屋さんにもよりますが、種類やサイズが少なかったりすることもあるので、正直トレッキングシューズは履きなれたものがあれば、そちらを持って行くことをおすすめします。
私はレンタルしたトレッキングシューズで問題なく登れはしたものの、後半は親指がちょっと痛くなる感覚がありました。
ぴったりだったらそんなことはなかったのか、11時間も歩けばどんな靴でもそうなるのかは不明ですが。笑

トレッキングポールに関しては、初心者の方は持って行くことをおすすめします。
私のツアーは私と友達を含めて6人のグループだったのですが、トレッキングポールを持っていたのは私と友達だけでしたが。笑
普通の道であれば不要ですが、後半から岩場が多くなって、しゃがんで手をついたりする場面が増えてきます。
トレッキングポールがあれば、しゃがまずとも支えとして使えたりするので若干負担が減る印象。
正直使っている人の方が少ない気はしましたが、体力に自信がない方にもおすすめしたいです。

荷物

リュックは私の愛用品、the north face の single shotです☟

デイリーも旅行もこれ。
サイズ感もちょうどよくて重宝しています。

私的にリュックを選ぶポイントとしては、胸と腹部にベルトがあるかどうか
正直日常生活では全く使わないのですが、登山やトレッキング中は使用すると肩の負担がだいぶ減ります。
私もトレッキングの最初は着用していなかったのですが、途中で思い出して使用してみたらやっぱり違います。

あと、トレッキングポールを使う場合はトレッキングポールループが付いていると便利です(リュック下部のループ)。
トロッコ道など平坦な道で使わない場合は、ポールを短縮してリュックに装着していました。
正直こちらも日常生活で使ったことはないし、何のためについているかもわかっていなかったのですが、今回ガイドさんに教えてもらって納得。
リュックに無駄な装飾なんてないんですね~。

雨対策
・防水カバー(リュック用)
・折りたたみ傘
・タオル

リュック用のカバーは何かを購入した時におまけで付いてきたものを持参。
100均でも購入できるみたいです。
正直、破れなければなんでもいいと思います。笑
ただ、リュックの問題なのかわかりませんが、とっても外れやすい
リュックの上部が並行ではなく、傾斜になっているからカバーを被せてもするんって取れることがしばしば。
荷物を詰めたらマシになるのかもしれませんが、あれってどうしたらいいんでしょうね?
安全ピンとかで止めておいた方がいいのかもしれません。
あるいはもっと良いカバーであれば、取れづらいのかも…?

折りたたみ傘は、後半の岩場などでは使えませんが、前半のトロッコ道であれば使用できます。
雨具を着用していても、雨の度合いにも寄りますが、ほとんどの場合は染みます
もうこれは諦めるしかありません。笑
なので、前半のトロッコ道で雨が降ってきた場合はなるべく折り畳み傘で雨を凌いだ方が良さそうです。
私もトロッコ道の道中で雨が降ってきた時だけ使用しました。
なるべく負担が少なくなるように、軽量タイプの物をおすすめします。

写真用
・スマホ
・モバイルバッテリー

私はカメラを持っていないので、写真は全てiphoneのスマホで撮影しました。
あっても良かったかな、と思うものはスマホストラップ
写真撮影スポットの橋の上とか、スマホを落とす可能性がある場所も結構多かったので、あった方が安心だったかな、と。
雨で濡れないように、基本的には防水のボトムスやウィンドブレーカーのポケットの中に忍ばせていました。

私のiphoneは5年程度愛用しているので、充電が1日持たないこともしばしば。
旅行や遠出の時はモバイルバッテリーが必須です。
と、いうことで今回も持参したのですが結果的には不要でした。
理由は県外だから
電波が入らないので、ガイドさんから「電波を拾おうとするとバッテリーの減りが早くなるから機内モードにしておいた方がいいよ」、とアドバイスをいただいて、基本カメラとしてしか使用しなかったので、バッテリーも問題ありませんでした◎
わりと重さのあるモバイルバッテリーだったので、前日まで持参するか悩んだのですが、せっかくの写真が撮れなかったら嫌なので泣く泣くリュックに入れたのです。
結果的には、持参したことをちょっと後悔しましたね。

医療品
・携帯トイレ
・常備薬
・絆創膏
・虫よけスプレー

所々にトイレはありますが、どうしても数が少ないので念のために防災グッズに入っていた携帯トイレを1つ持参しました。

結局は使うことはなかったですが、そんなに重くもないのでお守りとしてあった方が良いと思います。
一応ガイドさんも持参してくれてはいるみたいですが、ガイドさんによっては持参していない方も。
携帯トイレを持参していないガイドさんのお客さんがトイレに行きたくなって、私のガイドさんの貴重な1つを使われてしまっていました。笑
なるべく自分のものは、自分で用意しましょう。

常備薬も胃薬や痛み止めなど、お守り程度に持って行っただけでもちろん使うことはありませんでした。

絆創膏も出番はありませんでしたが、もしトレッキングシューズをレンタルする場合なんかは靴擦れの可能性も否定できないので、持っておいた方が良いと思います。
私の推しは、防災バッグの記事でも紹介したハイドロコロイド

好きな形に切って使えるキズパワーパッドみたいなものです。
キズパワーパッドって1箱に入っている枚数は少ないのに高いし、サイズも傷に合わないものが多くて。
私はハイドロコロイドを好きなサイズに切って常に持ち歩いています。
切った後はくっつきやすいので、元々の紙に挟んで保管しておくか、小さいジップ袋に収納しておくことをおすすめします。

虫よけスプレーは時々全身にふきかけていました。

このスプレーは自然由来成分なので安心して使えることと、冷感の要素もあるので夏に最適
ふきかけるだけで涼しくなるし、良い匂いに癒されるのでめちゃくちゃ良かった◎
これのおかげなのかわかりませんが、蚊などの虫はあまり気にならなかったですね。
気にする余裕がなかっただけかもしれませんが。笑

飲料水
・おやつ
・水筒
・スポーツドリンク

昼食はホテルが朝食分をお弁当にして用意してくれたので、そちらを持参しました。
その他にも休憩のタイミングで、ナッツや干し芋、チョコレートなんかをつまみました。
少し好きな食べ物を口にするだけでも、心が和らいで、ほっと一息できます。
荷物にならない程度に持って行くと良いと思います。

水筒は500mlのものに水を入れて持参しました。

プラスチックフリーかつ部品も少なくてシンプルで洗いやすいのでお気に入りです◎

トレッキング中に水を汲めるスポットが何ヶ所かあるので、大量の水を持参する必要はありません。
私も最初は水筒だけを持参していたのですが、途中で不安になって、バス停でスポーツドリンクを購入しました。
この判断は正解でしたね。
時期にもよりますが、私が行ったときはまだ暑さもあって、湿度も高い。
トレッキングで汗もかいていたので、「塩分補給」がとっても大事でした。
水だけより、1本スポーツドリンクや塩分補給用のお菓子などがあった方が良いと思います。

事前の情報収集でヘッドライトも必要、なんて記事も見かけていて、レンタルするかどうかも悩んだのですが、結局持参せず。
結果的には、不要でしたね。
日の入りが早いと必要なのかもしれませんが、基本的には明るい夕方4~5時あたりに帰宅できるようにプランが組まれているはずなので、私が行った7月あたりは不要なんじゃないかと。
着用している人もちらほら見かけましたが、私のグループでは誰も着用していませんでしたね。
一応ガイドさんは持っているみたいでしたけど、使ってはいませんでした。

夜中の3時起床

さて、準備が完成して、ホテルに到着して、レンタル品を決めたらいよいよ出発です。
ガイドさんがホテルにお迎えに来てくれる時間は、なんと午前4:00(確か)。
と、いうことで3:20頃に起床しました。
朝なのか、夜なのか。

前日はご飯を食べて、お風呂に入って、すぐに寝る!
これに尽きます。

無事に起床し、フロントでお弁当を受け取って、車に乗り込む。
途中で他のツアー参加者もピックアップしながら、バス停まで移動します。

荒川登山口までバス移動

荒川登山口に行くには、屋久杉自然館から早朝のシャトルバスを利用する必要があります。
私はその費用もツアー代金に含まれていたので、ガイドさんから乗車チケットを貰うだけ。
他にもたくさん参加者が居て、ガイドさん的には始発のバスに乗りたかったみたいですが、ギリギリ乗り込めず、次のバスに乗り込みました。
おそらくバスが出発したのが、5:30前後。
バスに乗車しているのは約30分程度です。

バスは山道なので、結構揺れます
心配な方は酔い止めがあってもいいかもしれませんが、副作用の眠気が気になるのであればなんとも…。
朝早いので寝てしまえば問題ないとは思いますが。
私も乗り物酔いはする方ですが、寝てたので問題ありませんでした。笑

トレッキング開始

荒川登山口に到着したらまずはトイレを済ませて、いざ出発!!!

前半の2~3時間はトロッコ道が続きます☟

平坦な道が続くので、1時間の散歩が余裕な私にとってはそこまで苦ではなかったですね。
途中でお猿の親子に会いました🐒

わりと高所恐怖症には辛い穴の開いた橋とかも多々あります☟

私は高い所はわりと平気なので、「物を落としたらどうしよう」という不安の方が強かったですね。

トロッコ道の途中から大雨が降ってきたので、トレッキングポールはリュックに下げて傘を差しながら移動しました。

もののけ姫に出てきそうな苔の付いた木がたくさん。

自然好きの私にとっては天国でした。

トロッコ道を抜けると、こういう根がむき出しだったり、岩場を登るような道が2時間ほど続きます。
このあたりからは傘は使わず、雨具とトレッキングポールを使用。

結構アップダウンが激しくなるので、息が上がる場面が増えます。

どこを撮っても絵になる🌳

もののけ姫のオウムみたい☟

翁杉

谷雲水峡コースじゃないともののけ姫のような世界観は感じられないのかな~なんて思っていましたが、私にはじゅうぶんでしたね◎

株の中に入って特定の場所で写真を撮るとハート型になるというウィルソン株

きれいなハート♡
他の位置から撮影するとハート型にはなりません☟

雨は降ったり止んだりでしたが、このあたりで雨は止んでいたので昼食タイム🍚
だいたい11:30くらいの時間帯だったと思います。
ガイドさんがお湯の入った紙コップと即席味噌スープの素、大きな保温ボトルからお湯を参加者に配ってくれたおかげで、温かいお味噌汁もいただけました。ありがたや~~!
こんな重い荷物を背負って週3~4日縄文杉まで往復するなんて…改めてすごすぎ…。

そしてガイドさんは撮影用にこんなジブリグッズも持参してくれていました☟

こだま。笑

トトロもいます☝

光の差すこだま。笑

ガイドさんによって違いますが、こういう撮影道具を持参してくれている人が他にもいらっしゃいました。

腹ごしらえを終えたあたりからまた雨も降りだして、雨具を着用してまた進みます。
人によっては濡れることを覚悟で雨具は持参せず、着替えだけを持参して帰りのバス停で着替えて帰る、なんて人も居ました。
ただ季節によっては寒いでしょうし、こういうことができるのも慣れた人なんだろうなと思います。

大王杉

縄文杉以外にも名前のついた杉がたくさんあります。

そして、ついに!!!!
縄文杉に到着しました!!!!

正面

こ、、こ、、、神々しい、、、!!!!
なんというか、正面から貰うパワーがすごいです。
直前まで雨が降っていたので若干霧がかっているのも神秘的な雰囲気を増しています。

左側から

縄文杉の前には柵があるので触ることはできないのですが、正面と左右からその姿を拝むことができました。

右側から

どの角度からも素晴らしい眺め。

正面

しばらく居ると霧も晴れて、姿がはっきり見えるようになりました。

正直、この凄さは行かないとわからないです。
写真では伝えきれないです。
とにかく神々しくて、いつまでも眺めていられるような風格。
来れて良かった。
道のりが厳しかった分、感動もひとしおです。

しばらく眺めたら、地獄の復路のはじまり。
来た道を同じ時間かけて戻るのかと思うと絶望ですが、縄文杉からパワーをもらったので頑張るしかないです。

疲れた頃に小鹿が現れてくれました☟

そして誰が作ったかわからない誰かの顔☟

こういう発見や野生動物にもパワーをもらいながら、なんとかバス停まで帰ります。
私的に復路はトロッコ道が長く感じましたね。
平坦な道なりを歩くだけなので、つまらなく感じるというか、もう無心で歩くのみです。笑
最後は疲労MAXだったので、トロッコ道でもトレッキングポールにお世話になりました。
やっぱり足の負担を分散してくれる感覚があったので、レンタルして良かったです。

帰宅

帰りもバスを使用しなければならないので、バスの最終便までには荒川登山口のバス停までに戻ってくる必要があります
最終便が17:45頃なので、それに間に合わなければタクシーを依頼する必要があるんだとか。
なので、どんなに疲れていても帰りもペースを落とすわけにはいかないのです。
ただ、無心で歩を進めるのみです(白目)。

無事に荒川登山口に到着したら、バスの時間まで待機して、バスに乗り込みます。
屋久杉自然館に到着したら、行きと同じくガイドさんが車でホテルまで連れて行ってくれます。
行きは夜中で真っ暗だったので道中は全く分からなかったのですが、帰りは確か午後5時頃。
ガイドさんが街中を紹介しながらホテルに向かってくれました。
一緒にツアーに参加していた方々ともここでお別れ。

ちなみにツアーに参加されていたのは、1人の30代くらいの男性と3人家族。
3人家族の娘様はおそらく中学生くらいで、ご両親は40代くらいかな~と思うのですが、皆様結構ひょうひょうと登っていたので驚きました…。
すごい……。
年齢関係なく挑戦して楽しめるなんて憧れるな~。

そして無事ホテルに到着してガイドさんともお別れ。
その時からもうすでに脚が限界。
特に階段が地獄。
脚が上がらない。
ふくらはぎが痛い。

もうとにかく早く疲れを癒したくて、レンタル品を返して、お風呂に直行。
そしてすぐ寝る。
友達が足の疲労を取るふくらはぎに貼るシート?みたいなのをくれたので、それを貼って寝ました。

翌日

予想通り、凄まじいほどの筋肉痛です。
紛れもなく、人生で1番の筋肉痛です。
特に下りの階段で降りた時の衝撃でふくらはぎに激痛が走ります。

皆さん驚くかと思いますが、縄文杉の翌日の予定はカヤックです。

どんだけアクティビティ詰め込むねん。

ホテルをチェックアウトして、バスでカヤックの場所まで向かい、カヤックを楽しんで飛行機で鹿児島へ移動。
なかなかのハードスケジュールです。
ただ、カヤックでは川の中に入ることもできたので、アイシングの意味で脚には良かったです。笑
めちゃくちゃ水もきれいで気持ちよかった…!

皆さんも縄文杉の翌日は筋肉痛に襲われることを想定して、旅行プランを立ててみてくださいね。笑

念願の縄文杉は

思い返せばいつから「縄文杉を見たい!」と言っていたか全く覚えていないのですが、30歳になってこの夢を実現させることができて、ほんとうによかった。
行けて良かった。
一緒に行ってくれた友達にも感謝だし、ガイドさんにも感謝。
もう1回行きたいかと言われると、行きたいけど行きたくないっていう複雑な気持ちです。笑
今は見ることができた満足感の方が大きいです。
自分が40代、50代になったときに行くことができるかと言われると自信はないですね…。
でもそれくらいの体力は維持したい願望はあります。
日頃の運動は大事ですね。

皆さんも行きたいところがあるなら、なるべく早く行くべきです。
極論を言うと、明日以降に行ける状態じゃなくなる可能性だってあります。
自分の体調だってそうだし、世界情勢や自然の状態も日々変化します。
今行ける可能性があるなら、今行動すべき。
ワーホリに来てからもよく思います。
気付かないうちに年齢の壁を越えられなくなることもあると思うのです。
予期せぬことが起こる可能性があるのです。

「やりたいこと」をまとめて、まずは今年1年の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
ぜひ、興味がある方は縄文杉も拝みに行ってみてください🌷


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とと🌻無理しない暮らし
ありがとうございます🌷