テレ朝がまたやらかしてた
今朝のテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』を見ていたら「新型コロナウイルスによる致死率がドイツでは0.9%、対して日本は1.5%」とやっていました。その背景として、ドイツでは週50万件もの検査を行なっているから早期の封じ込めに成功しているのだそうで。そして例によって玉川徹さんは「日本でも大々的に検査を行うべきだ」と。
でも、ジョンズホプキンス大学のリポートを見るとドイツの死者数は今朝の時点で645人、対して日本は54人(志村けんさんも含まれたかと…)。つまりドイツでは検査数が大きいために致死率が下がっているけど、既に日本の10倍以上の死者を出しているわけです。しかもドイツの人口は日本の約2/3なのに。人を死なせないことよりも率を下げることが重要とでも言うのでしょうか?
もちろんドイツの方が医療や政治体制が日本より優れている点も多々あるのだろうし、それらは積極的に見習えば良いけど、つまるところ、この番組は数字を都合よく使ってパニックを煽りたいのでしょう。その方が視聴率を稼げるから。
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