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ダメ人間による等身大で生きるススメ

こんにちは
先日、家族でお台場に行った際に等身大ユニコーンガンダムを撮るつもりが、偶然近くにいた「ウルトラセブン」に登場するウルトラ警備隊の車に気を取られ過ぎて、ガンダムの写真を撮り忘れたダメ人間です。

今回は等身大で生きる事についてつらつら書いていこうと思います。
私、昔はこれが出来ずにもっの凄い苦労しました。
10〜20代の頃は「自称 クリエイター」や「自称 ライター」と言う、たまにニュースで犯罪者に付けられているような肩書きでフリーターをしていました。
この頃の活動と言えば脚本や映画のレビューなど文章を書いては現嫁に見せて満足し、元々映画監督になりたくて映画学校に行ってたから「映像も出来る」と、やった事もないのに思っている、今考えるとほとんど妄想の中、しかも極端に狭い世界を生きている時代でしたね。
そんな中、バンド活動をしていた中学時代の同級生からPV撮影の依頼が来ます。
本来なら喜ぶべき事なのでしょうが、小心者のダメ人間は「自分に出来るのか?」的な不安に襲われ、狼狽え……結果「忙しい」というク〇みたいな理由で断りました。
いつもの変な自信はどこへ行った?
似たような事はその後も何回かあります。
この頃はどうにか自分を大きく見せようとして、知ったかぶりをしたり、出来もしない事を出来ると言ってみたり……。
で、いざ「やってみて」と言われると、「久々過ぎて出来ない」やら「忙しくて出来ない」という何ともダサい言い訳をして逃げていました。

そんなこんなで月日は流れ、26歳頃でしょうか?
テレビ番組のリサーチャーになろうと一大決心をし、その手の会社に就職。
バイトも辞め、盛大な送別会をやってもらい、意気揚々と新たな人生を歩み出すも3日で心折れて逃亡……。
長年妄想の中で積み重ねてきた自信が、現実という壁にぶち当たって砕け散った瞬間でした。
意気揚々と辞めていったバイト先に1ヶ月で出戻るという最高に格好悪い結果となり、もはや自分を大きく見せる必要がなくなりました。

しかしその後の人生を考えると、この失敗は大きな転機となったのかもしれませんね。
ここら辺から自分を大きく見せるのをやめた気がします。
出来ない事は出来ないし、わからない事は後輩だろうが誰だろうが聞きます

私が好きなアドラー心理学では上下関係ではなく、横の繋がりを大切にしています。
日頃からそう接していると、先輩だろうが後輩だろうが、同じ仲間なのでわからない事や悩んでいる事も比較的話しやすくなります。
実際、私も15歳年下で3年目の若手スタッフによくパソコン関連の事を、その手の教室に通うおじいちゃんのように教えてもらっています。
本当、近頃の若い子は賢いです。
人にも寄りますが飲み込み早いし、提案もバンバン来るしで40代のダメ人間では到底太刀打ち出来ません。
が、そんな私の事も「ダメ人間さんと同じ部署でよかった」と彼らは言ってくれるので一緒に飲みに行ったりすると、つい多めに払ったりしてしまうので金がいくらあっても足りません。
まぁこれも横の繋がりを大切にしつつ、等身大で生きている結果だと思います。
時には「そんな事も……」と思われる事があるかもですが、聞いた事により知識が1つ増えたので良しとし、他の所で挽回すればいいのです。

皆さんもお台場のユニコーンガンダムのように等身大で、台風が来ても倒れない生き方をしてみませんか?
写真撮り忘れたけどな!
以上、開き直りのススメでした。

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