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忍殺TRPGリプレイ【スクランブル・ヴァイス】05
前回のあらすじ:ネオサイタマからポータルでキョートへ戻る途中、インクィジターとニンジャスレイヤーの襲撃を受けたザイバツニンジャたち。散り散りになった彼らは、現世へ帰還するためオヒガンを探索する。だが生還した先には死神が待ち構えていた! カラダニキヲツケテネ!
◆
メンタリストは平然とアンブッシュ者のカラテを受ける。避けようともしない!SPLAASH!ナムサン!メンタリストの肉体が水柱めいて弾け、飛び散った!水滴の一粒一粒にはメンタリストの顔!コワイ!『余計な者がついてきたようだ。ドーモ、メンタリストです』「コンジャラーです。貴様!」
アンブッシュ者はアイサツを返す。「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」
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ダメージ等は回復しています。
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『これはこれは。ジゴクから舞い戻ったというわけだ』メンタリストは無感情にカラテを構える。「ダークドメイン=サンは殺した。次はオヌシらだ」『おやおや!それは大変だ』「貴様の相手はしておれぬ。ロードに報告せねば」コンジャラーもカラテを構える。強敵だが、逃げ切れぬ相手ではない。
「ドーモ……ディプロマットです……!」彼はポータルを維持し続けている。アンバサダーがまだだ。この場をやり過ごし、ニンジャスレイヤーにメンタリストとコンジャラーを撃退させねば!一触即発アトモスフィア!
戦闘開始
マップ
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1ターン目
イニシアチブ
15:メンタリスト/MT 回避13、体力12、精神力10、緊急回避0、AB使用済
11:コンジャラー/CJ 回避13、体力10、精神力9、緊急回避0、AB使用済
10:ニンジャスレイヤー/NS 回避18、体力33、精神力17、緊急回避8
大気にカラテが満ちる!最初からハードモードだ!
一応「古の恐怖」判定。MTは13D6[3612321632311]成功、CJは11D6[64225431354]成功。
MTは側転[5321662221]成功。CJはMTをかばう位置に側転&レッサー・ブンシン・ジツ発動(残り精神力8)[4636362][5522153266436332]成功。精神力1を追加消費し(残り7)5体のブンシン・デコイを生み出す!
NSは側転&ヘルタツマキ発動(残り精神力16)[132642611512][511452552625]成功。デコイ全滅、MTは[655244353242255]回避、CJは[443665262353544]回避。
「「オタッシャデー!」」KRASH!メンタリストとコンジャラーは全速力で庵の西側へ逃走!コンジャラーはメンタリストをかばいつつ、五体のブンシンを同時に出現させる!タツジン!「逃がすか!イイイヤァアアアーーーーッ!」ニンジャスレイヤーも庵を飛び出し、回転しながらスリケンを射出!
暗黒カラテ奥義「ヘルタツマキ」だ!BOBOBOBOBOBOBO!五人のコンジャラーが瞬時に掻き消されるが、メンタリストとコンジャラーは無傷!「どこへ逃げても無駄だ!」『マッタ。そこの庵にいたディプロマット=サンはポータル・ジツの使い手で』「命乞いなど聞かぬぞ。来た順に殺す!」
2ターン目
側転で撤退、MTは[3454332325]成功、CJは[2564152]成功。
「「イヤーッ!」」メンタリストとコンジャラーは必死で逃げ、ジツの網を張って姿をくらます!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは怒りに燃えて後を追う!……やがて、ポータルからもうひとりのニンジャが現れた。アンバサダーだ。ディプロマットはうなずき、ポータルを閉じた。作戦成功だ。
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戦闘終了
エピローグ
『ドーモ。ブラックドラゴン=サンたちは』『まだ来ていない。たどり着けなかったか、別の場所へ出たかだ』『ならばチョージョー』双子のニンジャはテレパスで意志を交わす。奴隷オイランのナミダは、ジャッジメントに扮装したディテクティヴが荷物ごと連れ出している。囚われの日々は終わる。
ディプロマットとアンバサダーは庵に火をかけ、行方をくらました。ポータルから出現したニンジャスレイヤーに殺されたとの噂も流された。ヌケニンしたのではとの声もあがったが、ニンジャは死ねば爆発四散し、証拠はほとんど残らない。よってギルドは彼らを行方不明ないし死亡扱いとした。
◆
……数日後。アンダーガイオン某所、秘密アジトにて。
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「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。ディテクティヴです」「ドーモ、ディテクティヴ=サン。ニンジャスレイヤーです」二人のニンジャはアイサツを交わした。「……ってわけで、ニンジャになっちまった。なるべく奥ゆかしくするぜ。殺されたくねェしな」「うむ」ニンジャスレイヤーは頷く。
二人は積もる話を行い、情報を交換する。アジトにはディプロマットとアンバサダー、奴隷オイランのナミダも匿われていた。コケシ・サイコウが秘密裏に準備したシェルターだ。「……で、一足先にキョート城に潜入して、ユカノ=サンとも出会って来たぜ。無事だ。ナンシー=サンたちも多分な」
「そうか」ニンジャスレイヤー、フジキド・ケンジは安堵した。現世に戻ってみれば数ヶ月が経過しており、ユカノたちがさらわれてからは半年近くが経っていた。シャドー・コンの会場で見たのが最後だが、ザイバツは彼女らをどうしようというのか。ともあれ、彼女らを取り戻さねばならない。
「準備が整い次第、私はキョート城へ潜入する」ニンジャスレイヤーは宣言した。「ああ。だが、手分けしたがいいな。ザイバツとは俺も因縁がある」ディテクティヴ、タカギ・ガンドーは力強く笑い、額を撫でた。「ソウカイヤの奴らもキョートに潜り込んでるなら好都合だ。城攻めと行こうぜ」
かくして、キョートには反ザイバツ勢力が集いつつある。だが敵は極めて強大だ。果たして彼らはユカノやナンシーらを救出し、ザイバツ・シャドーギルドを滅ぼすことができるのであろうか……。
【スクランブル・ヴァイス】終わり
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