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【FGO EpLW ユカタン】ユカタンのキャスター

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【クラス】
キャスター

【外見】
手のひらサイズの水晶髑髏。動けないのでマスターが手に持って運ぶ。時々動かなくもない。

霊基再臨LV1:フルフェイスヘルメットサイズになる。マスターに被らせることで頭部や精神を保護する。呼吸はできるし水晶なので視界は問題ない。キアヌが奇妙なヘッドマウント装置をつけて歯をくいしばると、即座にサイバーパンク(鼻血が出るとなお良い)。

霊基再臨LV3:オルメカの巨石人頭像めいた姿になるかも知れない。

最終再臨:?

【真名】
エピメテウス

【性別】
男性

【属性】
混沌・善

【ステータス】
筋力:- 耐久:B 敏捷:- 魔力:B 幸運:A 宝具:E

【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。小規模な”工房”の形成が可能。自分とマスターへの攻撃をある程度防御でき、精神的なダメージもある程度は防ぐ。自身のアーツカードの性能をアップ。

道具作成:E
魔術的な道具とその作成の知識を持っているが、それを作成する技能はない。誰かに知識を伝授し、作ってもらうことは可能かもしれない。かつて動物を粘土から創造したが、後先考えずに優れた能力を授け、人類には何も残らなかったという。自身の弱体成功率をアップさせるパッシブスキル。

【固有スキル】
神性:E
神霊適性を持つかどうか。ガイアとウラノスの孫、神代から生きる不死なるティターン神族の一柱であるが、神霊としての権能を持たない。というより彼は「未来を考えずに動き、失敗してトラブルを起こす」ことを権能としていた。今はほぼ全てを分け与えてしまい、何も残っていない。自身に与ダメージプラス状態を付与するパッシブスキル。

動物会話:A
言葉を持たない動物との意思疎通が可能。知能差と種族差を乗り越えて、互いに心を通じ合わせられる。全ての動物を創造し、それぞれの技能を分け与えた彼は、全ての動物から敬意を払われている。自身のNPを増やす。

蔵知の司書:A
「後から知る者」として、過去に起きた様々な事柄を「後から知る」能力。歴史やムダ知識を知っているが、言うのは遅い。LUC判定に成功すると、過去に存在したあらゆる知識・情報を明確に記憶に再現できる。結果的とはいえゼウスに敵対することなく、性格は悪いが世界一美しい嫁を娶り、不死の生を保ち続けている彼は、かなりの幸運を誇る。自身のNP獲得量とスター発生率を3ターンアップさせる。[Lv.1~]

【宝具】
『巨神の手(タ・ケリア・トゥ・ティターナ)』
ランク:E 種別:対人宝具 種類:Buster
敵単体に強力な攻撃[Lv.1~]&自身の防御力をアップ

【マテリアル】
おらは人類のご先祖様。
後先考えねえのは、性分だ。
考えるより先に動くことも、時には必要だ。

身長/体重:リンゴ大
出典:ギリシア神話
地域:ギリシア
属性:混沌・善 性別:男性

ギリシア神話に登場するティターン神族の一柱。パンドラの夫にして人類の父祖。名は「思慮の劣った者」「(行動の)後で考える者」の意。ヘシオドスの『神統記』『仕事と日』などに見える。

父はガイアとウラノスの子たるティターン十二神の一柱イアペトス、母はオケアノスとテテュスの娘クリュメネ(異説ではアシア)、兄はアトラス、メノイティオス、プロメテウス。ゼウスらオリンポスの神々と、クロノス率いるティターン神族が戦った「ティタノマキア」において、イアペトスとメノイティオスはタルタロスへ追放され、アトラスは西の果てで天空を背負う刑罰を受けたが、先見の明を持つプロメテウスはゼウスに味方し、弟エピメテウスともども生き延びた。

ゼウスはクロノスらを打倒し、旧世界の生物を滅ぼしたのち、プロメテウスとエピメテウスに命じて新たな動物と人類を創造させた。ただし神々を脅かさないよう魂はゼウスが吹き込むこととし、また様々な能力も一定の数だけ用意し、彼ら兄弟に配分させることとした。まずエピメテウスが様々な動物を土から作り、力や敏捷さ、爪牙・毛皮・鱗甲など優れた能力を与えたが、後先考えずに配ったため、人類に与える能力は残っていなかった。

プロメテウスは熟慮の末に人類を創造すると、天界から火を盗んで人類に与え、自らの知恵や知識、様々な技芸を人類に教授した。怒ったゼウスは「わしが素敵な贈り物をしてやろう」といい、神々を招き集めてあらゆる美徳と悪徳を兼ね備える「女」を創造した。彼女がパンドラである。プロメテウスは「ゼウスからの贈り物を受け取るな」とエピメテウスに警告していたが、彼は深く考えもせずにパンドラを受け取り、地上に災厄がもたらされたのであった。

のちプロメテウスはゼウスから刑罰を受けたが、エピメテウスとパンドラは処罰されず、娘ピュラを儲けた。ピュラはプロメテウスの息子デウカリオンと結婚し、大洪水が起きた時はプロメテウスの警告に従って方舟を作り生き延びたという。その子孫がギリシア人(ヘレネス)である。エピメテウスがどうなったのかは不明だが、兄プロメテウスが不死性を持つ以上、彼も不死のまま生き延びたと考えられる。クロノスが治める西方浄土「幸福の島々(マカロン・ネソイ)」、エリュシオンにいるのかもしれない。

『巨神の手(タ・ケリア・トゥ・ティターナ)』
ランク:E(EX) 種別:対人宝具 レンジ:1-5 最大捕捉:10

神代の巨神族ティターンの肉体。大地から自分の体の一部を瞬時に呼び出し、防御や攻撃に用いる。完全再現されれば雲突くような巨神となるが、現状では呼び出せるのは相当に縮小された「掌」だけで、しかもマスターに大きな魔力負担を強いる。

プロメテウスとエピメテウスは、本来一対の存在であり、狡猾さと愚かさで世界をかき乱すトリックスターの両面である。物事が予測通りに進むとは限らない世の中において、「先見の明」に対する「後知恵」は、一見愚かなようで、失敗を蓄積しての経験知の獲得とも言える。ゾロアスター教の神話では善悪一対の神が創造を行ったとあり、こうした善悪・賢愚の兄弟による創造神話はアフリカ・アメリカなど世界中に見られる。

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