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【FGO EpLW ユカタン】コスメルのルーラー

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【クラス】
ルーラー

【外見】
白い衣を纏い機械じかけの翼を背負った謎の天使。深い苦悩が刻まれた、強い意志を感じる端正な顔。翼からはちろちろと炎があがる。

霊基再臨LV1:痩せて陰気な中年の修道士。機械じかけの翼を背負ったままだが、白衣の下は黒い修道服で、頭も黒いフードで隠されている。サイコ野郎の目。

霊基再臨LV3:光輪を背負い、全身が炎に包まれた恐るべき天使。翼は六枚に増え、触れるものは悉く炎上する。

最終再臨:?

【真名】
ジロラモ・サヴォナローラ

【性別】

【属性】
秩序・善(狂)

【ステータス】
筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:A 幸運:C 宝具:B

【クラス別スキル】
真名看破:E
「ルーラー」のクラス特性。直接遭遇したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を即座に把握する。あくまで把握できるのはサーヴァントとしての情報のみで、対象となったサーヴァントの思想信条や個人的な事情は対象外。また、真名を秘匿する効果がある宝具やスキルなど隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要となる。敵単体の宝具威力を1ターン大ダウンさせる。

神明裁決:-
「ルーラー」の最高特権。召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。敵単体を確率で1ターン行動不能状態にする。現在機能していない。

狂化:-/EX
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。宝具を使用する時に同時発動。言語能力にこそ支障がないものの、脳内の「神」以外の誰の言うことも聞き入れない。実質的に意思の疎通は不可能。自身のバスターカードの性能をアップさせるパッシブスキル。

【固有スキル】
信仰の加護:B
一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。ランクが高すぎると、人格に異変をきたす。拷問で屈してしまったためちょっと低め。自身の弱体耐性を3ターンアップさせ、HPを大回復する。

扇動:C
数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りを習得できるスキル。個人に対して使用した場合はある種の精神攻撃として働く。時勢に乗れば一つの都市国家を短期間掌握出来る程度。カトリック信者には結構効くが、それ以外にはいまいち。味方単体のクリティカル威力を3ターンアップさせるが、防御力がダウンする。

洗礼詠唱:B
教会流に形式を変化させた魔術。霊体に対し絶大な効果を及ばす。宝具と連動させる事でサーヴァントすらも昇華可能。

【宝具】
『虚栄焼却(ファロ・デッレ・ヴァニタ)』

ランク:B 種別:対概念宝具 種類:Buster

敵全体に超強力な攻撃&確率で即死効果&やけど付与(3ターン)(OCで付与確率アップ)&自身のHPを1000減らす[デメリット]

【マテリアル】
全ては神の国、千年王国のために。
この命は主に捧げられています。
ハレルヤ!

身長:174cm
体重:66kg
時代:15世紀後半
地域:イタリア
属性:秩序・善 性別:男

15世紀末、フィレンツェ共和国で神権政治を行ったドミニコ会修道士(1452-1498)。反教皇の論陣を張ったことから、ウィクリフ、ヤン・フスと共に宗教改革の先駆者とみなされ、ルターにも賞賛されている。

北イタリアのフェラーラ生まれ。22歳の時にボローニャでドミニコ会に入信、30歳でフィレンツェの修道院に転任し、のち修道院長となる。当時フィレンツェはロレンツォ・デ・メディチ(1449-1492)を事実上の僭主(独裁者)に頂き、華麗なルネサンス文化の絶頂期にあったが、サヴォナローラはこれを激烈に批判して「信仰に立ち返れ、さもなくば裁きが下る」と訴え、一部の市民から熱狂的支持を集めた。1494年にフランス王シャルル8世がナポリ王国目指してイタリアに侵攻すると、ロレンツォの子ピエロは独断でフランス軍の入城を許可したため、市民は彼を追放。そして「フランス軍の侵攻を預言していた」として、サヴォナローラを事実上の最高指導者に祭り上げた。これは反メディチ・親フランス派の暗躍にもよる。

彼はフランスの後ろ盾を得てフィレンツェを独裁的に支配し、教皇アレクサンデル6世をも批判するようになり、1497年には教皇から破門される。同年には広場に多数の工芸品や美術品を集め、これを焼却して贅沢な生活を戒める「虚栄の焼却」というパフォーマンスも行った。だが厳格な恐怖政治に市民生活は殺伐としたものとなり、1498年には対立するフランチェスコ会修道士から「火の試練」の挑戦を受けた。「預言者なら火の中を歩いても大丈夫だろう」という無茶振りだったが、挑んだ側も受けたドミニコ会側もビビってしまい、当日は押し問答で明け暮れた。翌日怒り狂った市民が修道院に押し寄せ、サヴォナローラは共和国に拘束される。1ヶ月あまりの激しい拷問と裁判の末、絞首刑ののち火刑とされ、遺骨はアルノ川に棄てられた。

狂信者というより、当時の腐敗爛熟した世情を鋭く批判した敬虔な人物であったが、熱しやすく冷めやすい市民や国際情勢、過激化した信奉者らの犠牲になったとも言える。

『虚栄焼却(ファロ・デッレ・ヴァニタ)』
ランク:B 種別:対概念宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:100

偶像・英霊・娯楽・芸術作品など、彼が「虚栄」と認定したものを焼き尽くす浄化の炎。背中に装着した金属製の翼から放射される。自分自身も英霊であるため焼かれてしまうが、聖杯の力で常時回復している。発動と同時に狂化スキルが発動してしまう。

良きキリスト教徒(カトリック信徒)に対しては友好的。それ以外の邪教徒は悉く滅ぶべきだと強く確信している。なお、折りたたみ式の椅子のことを欧州では「サヴォナローラ」と呼ぶが、仕組み自体は古代から存在しており、別にサヴォナローラが作ったわけではない。シャルル8世の軍が(梅毒とともに)フランスにこれを持ち帰って流行し、彼の名を冠しただけであるという。

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